思いつきの旅日記

写真で楽しむ旅行の記録

春風萬里荘・・・北大路魯山人

2013-11-29 11:17:30 | 旅行
   昭和39年に笠間にアトリエを作りたいという作家たちの要望から、
   「芸術村」の構想ができました。昭和40年には、魯山人が住居としていた300平米の
   茅葺き民家を北鎌倉より移築し、「春風萬里荘」と名付け、「芸術村」は開設されました。
   この茅葺き入母屋造りの重厚な構えの江戸時代中期の民家は、もともとは、
   現在の神奈川県厚木市近郊の地にあたる高座郡御所見村の豪族で大庄屋でもあった
   伊藤家のお母屋であったものを、昭和の初めに魯山人が、北鎌倉開いた星岡窯の母屋として、
   もう1軒の慶雲閣とともに移築したものです。


            


            


            

   茶室「夢境庵」は、千宋旦(千利休の孫)よって作られた裏千家の名茶室「又隠」を
   手本として魯山人が設計したものです。床柱は黒柿、長押は南天の樹を用いています。
   躙り口際の塗り壁になっている部分には貴人口が設けられています。

八ヶ岳…仙人料理

2013-11-22 10:50:24 | 旅行
八ヶ岳高原ライン「山梨県北杜市」標高1323mの高原沿いにある仙人小屋。
地場で取れた四季折々の山菜、きのこ、川魚、狩猟獣肉などが食べられる店です。
キノコ汁は不思議なキノコがいっぱいで絶品です。小屋の主人はマタギです。
イワナの塩焼き定食¥1800、キノコの天ぷら定食¥2000、鹿肉丼もあります。
その日にとれた新鮮な天然食材ばかりです。


            


              
   

                     


                  


奥只見湖(奥只見ダム)

2013-11-15 10:54:20 | 旅行
工業用道路として建設された全長22kmの奥只見シルバーラインを抜けると、
貯水量日本最大級の人造湖奥只見湖がある。ここは越後三山只見国定公園内にあり、
園内は貴重な動植物が生息している。ダム高157m国内最大国内有数の豪雪地帯

所在地:新潟県魚沼市、福島県南会津郡桧枝岐村
河川名:阿賀野川水系只見川
着工/完成年:1954年/1960年
総貯水量:6億トン


              


           


            
  スロープカーの駅

            
  スロープカー
   奥只見駐車場からダム広場まで移動できる乗り物
   片道3分100円














    


日本のミケランジェロ 石川雲蝶

2013-11-08 10:51:25 | 旅行
1814年(文化11)、江戸の雑司ヶ谷で生まれた。
本名は石川安兵衛といった。江戸彫りの一流派・石川流の本流門人であり20代で
すでに彫り物師として名をはせていた。雲蝶が越後入りしたのは30代前半の頃。
三条の金物商で、法華宗総本山・本成寺の世話役だった内山又蔵との出会いに
端を発する。ちなみに「よい酒とノミ終生与える」が、越後入りを決めた理由で
あった。後に三条の酒井家へ婿入りし名実ともに越後の人となった。
ひとたびノミを握れば”堀の鬼”とかし、作品と向き合ったという雲蝶。
その妙技と才能は木彫りにとどまらず、石彫や絵画にまで及ぶことから
「日本のミケランジェロ」たたえられている。

       


西福寺開山堂に残された作品の多くは開祖道元禅師の話をもとに制作
されており、ストーリー性のあるところが特徴。魚沼の地で初めて手がけた
大作にして、「越後日光」の名をもつ彫り物に息をのむ。

            

永林寺約500年前に創建された曹洞宗の名刹で和尚との賭け勝負で「雲蝶が
勝ったら金銭を払い和尚が勝ったら本堂いっぱいに力作を手間暇惜しまず制作する」、
この賭けに雲蝶は敗れ13年の歳月をかけ100点を数える作品を手掛けた。
中でも欄干に施された天女の透かし彫りはあまりにも有名。

      

御射鹿池の紅葉

2013-11-01 11:05:53 | 旅行
日本画家、東山魁夷の「緑響く」のモチーフとなった神秘的な池。
66体の観音像が道しるべとなる通称「湯みち街道」のすぐわきにひっそりと佇む。
穏やかな水面に木立が映える様は美しく、ことに新緑と紅葉のじきは絶景となる。
JR茅野駅からタクシーで30分またはバスでやく40分「明治温泉入口バス停」下車。
春の御射鹿池も幻想的で素晴らしかったが、秋の紅葉はまた格別でした。


           
                                朝霧の立ち込める御射鹿池

           


               
         霜が降りた風情もまた格別でした