春の匂いがほのかに香る盛岡をとぼとぼ歩き
中央公園に到着。
今日の岩手山。
岩手県立美術館の前を歩くと、『みちのくいとしい仏たち』が4月8日から5月21日まで開催されるとのこと。
お寺に囲まれた町で育った私は、仏像をながめるのが好きです。
線香の香り漂うなか仏像をながめていると、その歴史や芸術性に計り知れない奥深さを感じます。
欲を排除した場所だからこそ、高上で強烈なエロティシズムを感じてしまうのは私だけでしょうか。
大好きなタレントの壇蜜さんが持つ魅力にとてもよく似ている気がします。
今回の企画展は、江戸期の庶民が祈りを託し、ほり師ではない人が造った、素朴な民間仏が紹介されるそうです。
ほり師ではない人が造った仏像とはどのようなものだろう。農家で地道な汗を流す方々のような健康的でやわらかい色気を醸し出している気がして、見に行くのが楽しみです。
残したい言葉3
『できなくても構わない。興味を覚えることに、まっすぐ向かっていけばいいのです。偉ぶらず、格好つけず、ただしたいことをすればいいのです。 瀬戸内寂聴』
大好きな瀬戸内寂聴さんの言葉です。
誰もがもっている人間の影の部分を見下さず否定しないで聴いてくれる数少ない人だったと思います。天国でシャンパン片手に楽しくパーティーをしていてほしいです。
ありがとうございました。