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森の里ホームズのブログ

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皮膚疾患:COVID-19 mRNAワクチンによる障害報告のレビュー

2023-11-30 13:39:37 | 日記

皮膚疾患:Dr Mark Trozzi(マーク・トロッツィ博士)がCOVID-19 mRNAワクチンによる障害報告に関する査読済み論文の約1,000件を掲載したサイトの紹介の続きです。

1000 peer reviewed articles on “Vaccine” injuries

その中で31項目と32項目は皮膚疾患になります。「Cutaneous Adverse Effects」と「Skin Reactions」で12件の論文がリスト化されていますが、"COVID-19 vaccine" and"skin disease" で検索すると10万件以上出てきます。

31.皮膚副作用:全身性薬物投与に起因する皮膚症状で、中毒性皮膚炎としても知られている。これらの反応は軽度の紅斑性皮膚病変からライエル症候群のような重篤な反応まで多岐にわたる。
32.皮膚反応:アレルギー反応は発疹、かゆみ、ほてり、発赤、ぶつぶつ、じんましん、腫れを引き起こすことがある。注射部位付近の大きな遅発性反応や、注射部位の発疹、じんましん、ウイルス感染後によく見られるような全身発疹などが起こり得る。
中毒性表皮壊死症(TEN)はライエル症候群とも呼ばれ、高熱や 全身倦怠感 などの症状を伴って、口唇・口腔、眼、外陰部などを含む全身に紅斑(赤い斑点)や水疱(水ぶくれ)、びらん(ただれ)が広範囲に出現する 重篤 な疾患です。全身の皮膚の下層(真皮)から皮膚の最上層(表皮)が剥離するのが特徴です。
スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)は皮膚病変が10%未満に分類されるが、TENは体表面積の30%以上を侵します。

文献リスト

Cutaneous adverse effects of available COVID-19 vaccines: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34518015/

Rare cutaneous adverse effects of COVID-19 vaccines: a case series and review of the literature: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34363637/

Cutaneous adverse reactions of 35,229 doses of COVID-19 Sinovac and AstraZeneca vaccine COVID-19: a prospective cohort study in health care workers: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34661934/

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A case series of skin reactions to COVID-19 vaccine in the Department of Dermatology at Loma Linda University: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34423106/

Skin reactions reported after Moderna and Pfizer’s COVID-19 vaccination: a study based on a registry of 414 cases: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33838206/

Skin reactions after vaccination against SARS-COV-2: a nationwide Spanish cross-sectional study of 405 cases: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34254291/

Coagulopathies after SARS-CoV-2 vaccination may derive from a combined effect of SARS-CoV-2 spike protein and adenovirus vector-activated signaling pathways: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34639132/

Diffuse prothrombotic syndrome after administration of ChAdOx1 nCoV-19 vaccine: case report: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34615534/

Calcaterra, G., Bassareo, P. P., Barilla, F., Romeo, F., & Mehta, J. L. (2022). Concerning the unexpected prothrombotic state following some coronavirus disease 2019 vaccines. J Cardiovasc Med (Hagerstown), 23(2), 71-74. doi:10.2459/JCM.0000000000001232. 
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/34366403

Post-vaccination multisystem inflammatory syndrome in adults without evidence of prior SARS-CoV-2 infection: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34852213/

Buchhorn, R., Meyer, C., Schulze-Forster, K., Junker, J., & Heidecke, H. (2021). Autoantibody Release in Children after Corona Virus mRNA Vaccination: A Risk Factor of Multisystem Inflammatory Syndrome? Vaccines (Basel), 9(11). doi:10.3390/vaccines9111353. 
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/34835284

Chai, Q., Nygaard, U., Schmidt, R. C., Zaremba, T., Moller, A. M., & Thorvig, C. M. (2022). Multisystem inflammatory syndrome in a male adolescent after his second Pfizer-BioNTech COVID-19 vaccine. Acta Paediatr, 111(1), 125-127. doi:10.1111/apa.16141.
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/apa.16141
2回目のPfizer-BioNTech COVID-19ワクチン接種後の男性青年における多系統炎症症候群

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新型コロナワクチン接種後のジベルバラ色粃糠疹型中毒疹
寺田 七子
https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.24733/pd.0000003285
新型コロナワクチン(ファイザー・ビオンテック社製)を4回接種し,1回目と4回目にジベルバラ色粃糠疹(pityriasis rosea:PR)型中毒疹が出現した症例を報告

An extremely rare mucocutaneous adverse reaction following COVID‐19 vaccination: Toxic epidermal necrolysis
Masoud Mardani, 
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9111664/
皮膚粘膜眼症候群(SJS)/中毒性表皮壊死融解症(TEN)

Is there a correlation between Lyell's syndrome and antiSARS-Cov2 vaccination ? 02 reported cases
https://www.iosrjournals.org/iosr-jpbs/papers/Vol17-issue2/Ser-1/K1702015761.pdf
ライエル症候群と抗SARS-Cov2ワクチン接種に相関


禿頭と変形性脊椎症を伴う常染色体劣性白質脳症(指定難病123)

2023-11-30 06:38:56 | 更新記録
禿頭と変形性脊椎症を伴う常染色体劣性白質脳症(指定難病123)のページを更新
 禿頭と変形性脊椎症を伴う常染色体劣性白質脳症(CARASIL)は、歩行のふらつき、無気力やいらいら感、注意力や記憶力の低下などの神経障害による症状と、頭髪の薄さ、腰痛といった神経以外の障害による症状がおこる病気です。神経障害による症状は、主に前頭葉という、大脳の前方に位置する場所の働きが悪くなったときに現れます。この病気では遺伝子の変異によって非常に細い脳の血管(脳小血管といいます)が衰え、そのために脳に十分な血流を送れなくなって神経障害がおこると考えられています。

 【原因】
 HTRA1(High Temperature Requirement Serine Peptidase A1)という遺伝子の変異によっておこることがわかっています。この遺伝子変異によって、脳小血管が衰え、背骨の形成や頭髪の発育にも異常が出ると考えられています。

 【症状】
 主な症状は、歩行のふらつき、無気力やいらいら感、注意力や記憶力の低下、脳卒中(突然の片麻痺など)です。腰痛以外の症状は、ゆっくりと進みます。病気が進行すると車椅子を使用しなければならなくなります。また、およそ半数の方が40歳までの間に脳卒中、歩行のふらつきや注意力・記憶力の低下のいずれかを経験します。

 【治療法】
 この病気では、脳梗塞に対して使用されている薬の有効性は証明されていません。高血圧の治療によって、進行をある程度遅くすることができる可能性があります。

<出典:難病情報センター>

 ⇒ 指定難病一覧


出血エピソード:COVID-19 mRNAワクチンによる障害報告のレビュー

2023-11-28 17:04:26 | 日記

出血エピソード:Dr Mark Trozzi(マーク・トロッツィ博士)がCOVID-19 mRNAワクチンによる障害報告に関する査読済み論文の約1,000件を掲載したサイトの紹介の続きです。

1000 peer reviewed articles on “Vaccine” injuries

その中で30項目目の「出血エピソード(Bleeding Episodes)」の論文リストを転載させていただきます。

主なエピソードには、ほとんどの関節出血、大きな筋肉への出血、コンパートメント症候群の徴候を伴う筋肉出血、生命を脅かす出血、および手術が含まれる。
関節内出血は、ひざ、ひじ、足首などで起こりやすく、出血すると痛み、腫れ、熱感などの症状を生じます。出血の前兆として、「むずむずする」など関節に違和感があらわれることがあります。
筋肉内出血は、筋肉をおおう筋膜と筋肉の間、または筋肉の中に出血します。
出血してできた血腫(血のかたまり)が筋肉を圧迫するため、痛み、腫れ、熱感、動かしづらさなどを感じることがあります。
コンパートメント症候群は、腕や脚などに外傷を負うことで筋肉が腫れ、コンパートメント(骨、筋膜、筋間中隔に囲まれた区画)の内部の圧が高まって筋肉、神経、血管などが圧迫されてダメージを受ける病態の総称です。重症な場合には血流が途絶えて筋肉などの壊死を引き起こすこともあります。
症すると非常に強い痛み、腫れ、しびれなどが生じ、進行すると感覚の麻痺なども生じます。また、筋肉組織がどんどん破壊されることで横紋筋融解症や高カリウム血症をきたし、治療が遅れると死に至るケースもあります。

Blood clots and bleeding episodes after BNT162b2 and ChAdOx1 nCoV-19 vaccination: analysis of European data: 
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0896841121000937

Association between ChAdOx1 nCoV-19 vaccination and bleeding episodes: large population-based cohort study: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34479760/

Association between ChAdOx1 nCoV-19 vaccination and bleeding episodes: large population-based cohort study: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34479760/

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A case report of acquired hemophilia following COVID‐19 vaccine
Mansoor Radwi , Sara Farsi 
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1538783622007796
COVID-19ワクチン接種後に出血症状を呈した69歳の男性の症例を報告

Lower Extremity Compartment Syndrome, COVID-19 Myositis and Vaccination: Correspondence
Rujittika Mungmunpuntipantip, PhD
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC9272039/
COVID-19予防接種は筋炎やコンパートメント症候群に関連している

 


抗Sm抗体(anti-smith antibody)

2023-11-28 14:25:10 | 更新記録
抗Sm抗体(anti-smith antibody)のページを更新
 抗Sm抗体(anti-smith antibody)とは、抗核抗体群の一種である。全身性エリテマトーデス(SLE)に見られる特異的な自己抗体とされる。

抗Sm抗体の名は、1966年にSmithという名の全身性エリテマトーデスの患者血清から見出されたことに由来する。

抗核抗体は、自己の細胞核を構成する成分に反応する自己抗体である。 抗Sm抗体の対応抗原分子は、核内低分子リボヌクレオタンパク質(snRNP)のU1-RNP・U2-RNP・U4/6-RNP・U5-RNPである。また、間接蛍光抗体法では斑紋型を示す。

 本抗体の対応抗原分子は、UsnRNPに属するU1-RNP、U2-RNP、U4/6-RNP、U5-RNPである。各抗原分子にはB/B´、D(D1、D2、D3)、E、F、G蛋白が共通して存在し、これらの蛋白部分に抗原性がある。しかしこのうちのE、F、G蛋白は、nativeな状態でのみ抗原性がある。変性剤を用いる免疫ブロット法などでは、抗体との反応はみられない。これらの抗原分子はすべて核内に存在し、pre-mRNAのスプライシングに関与する生物学的機能をもつ。抗Sm抗体は、Smithという名の全身性エリテマトーデス(SLE)患者血清中に見いだされた抗核抗体である。非ヒストン核蛋白抗原に対する多数の自己抗体群のうち、この抗体は最初に命名された抗体として知られる。このため抗原が明確となった現在でも、この抗体は患者の頭文字で呼ばれている。本抗体が陽性であれば、SLEの補助診断上の意義が高い。本抗体はSLEの疾患標識抗体である。本抗体が血清中に確実に検出されたら、その患者がSLEと診断される可能性はきわめて高い。本抗体が陽性であることは、アメリカリウマチ学会が提唱したSLE分類基準項目の一つでもある。したがって本抗体検査の目的は、SLEの補助診断法としての有用性を利用する点にある。

 ■ 適応疾患
 SLE、Overlap症候群、MCTD

 ⇒ 抗原と抗体


ヘノッホ・ショーンライン紫斑病:COVID-19 mRNAワクチンによる障害報告のレビュー

2023-11-27 17:20:46 | 日記

ヘノッホ・ショーンライン紫斑病:Dr Mark Trozzi(マーク・トロッツィ博士)がCOVID-19 mRNAワクチンによる障害報告に関する査読済み論文の約1,000件を掲載したサイトの紹介の続きです。

1000 peer reviewed articles on “Vaccine” injuries

その中で30項目目の「ヘノッホ・ショーンライン紫斑病(Henoch-Schonlein Purpura)」の論文リストを転載させていただきます。

ヘノッホ・ショーンライン紫斑病:皮膚、関節、腸、腎臓の細い血管が侵される。7歳以前に発症することが多いが、誰にでも発症する可能性がある。小血管に炎症と出血を起こす疾患
IgA血管炎(ヘノッホ-シェーンライン紫斑病)は触れることのできる皮膚の紫斑(palpable purpura)がみられ、同時に腎炎、腹痛、関節痛がみられることのある疾患です。はっきりと原因はわかっていませんが、免疫にかかわるIgAという抗体が関与していると言われており、2012年にアメリカのChapel Hillで開かれた血管炎の国際会議でヘノッホ・ショーンライン紫斑病からIgA血管炎(IgA vasculitis)に呼称が変更されました。
紫斑、腎炎、腹痛、関節痛がIgA血管炎の4徴です。皮膚症状は初期症状にみられることが多く、約70%の症例でみられます。関節症状は60~80%の症例、消化器症状は60~70%の症例、腎症は報告によりまちまちですが20~60%の症例でみられます。

A rare case of Henoch-Schonlein purpura after a case report of COVID-19 vaccine: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34518812/

Henoch-Schonlein purpura occurring after vaccination with COVID-19: 
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34247902/

Henoch-Schonlein purpura following thefirst dose of COVID-19 viral vector vaccine: case report: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34696186/