「森のグレンタ」

このブログは下記に移りました。
http://morimusic.exblog.jp/

リビング大改造

2006年10月03日 16時19分12秒 | Weblog
9月25日に床を綺麗に磨いた!勿論、プロの職人さんに来て貰って、大型のサンドペーパーで綺麗にしていくのだ。粗めのモノから初めて最後は密度の濃いものへ!そして3回程ラックを塗る。そして一週間、乾かして出来上がりなのだ。
僕達は8月中旬から、居間にあったCD、本、ピアノ、譜面類、本棚、テーブル、・・・・ともかく全てを室外に運び出し始めた。そしてカール・マルムステンの肘掛け椅子は、生地を張り替える為に家具職人の所へ!
僕は9月5日から24日迄、スカンジナビアン・コネクションのツアーで日本。この間に壁紙も職人さんに来て貰って貼り替え、僕が帰宅した翌日には床を削る事が決まっていた。サンドペーパーでブワァ~・・と削っていくので、部屋中が埃だらけになる。
帰宅早々、僕は25日からストックホルム~ボルネスへのツアーだったが、25日は朝から床を削る職人が来て、もの凄い爆音をたてていた。
僕がツアーから帰宅した27日の晩には、居間は新しい壁紙で、床は見事に綺麗に削りあがっていた。居間には何も無かった!一週間はラックが乾く迄、1週間乾かさねばならない。

昨日、10月2日は、カール・マルムステンの肘掛け椅子の方も出来上がり、早速取りに行く。取り敢えず記念撮影!

ストックホルム~ボルネス

2006年09月28日 15時48分18秒 | Weblog
9月24日にイェーテボリに戻り、翌朝7時、小生と長男で応接間のピアノと大きなテーブルを運び出す。8時きっかりに床を削る職人さんがやってきて、この家が建てられた1924年から在る応接間の組木の床を削り始める。
12時にEwan SvenssonとMagnus Granがフォルクスワーゲンのバスで僕を迎えに来た。
ストックホルムのGlenn Miller CafeでEwan Svensson Trioの演奏がある。
Glenn Miller Cafeは、ウルフ・スタイナーというベース奏者がオーナーで、彼はどちらかというとフリー系のジャスベース奏者で、インゲスンド音大でも教えていた人。
フランス料理とワインが好きで、趣味が昂じてストックホルムでこの店を始めたのだ。
ストックホルムに来る友人には、この店をお勧めしている。
20人分くらいの席しかない店だが、味はかなり良く、値段もかなり良心的な価格設定になっている。その上、ジャズのライブ・・・それも時々は、ボボ・ステンソンとかパレ・ダニエルソン、ヨアキム・ミルダーといった顔が出演する事も珍しくは無い。
有名無名を問わず、良い音楽を演奏する連中だけが出演する場所になっている。
今年の1月、さがゆきさん+林正樹君を紹介して大好評だった!
・・・ともかく、Ewan Svensson Trioで久々のトリオの演奏を行う。この店はえんそうちゃーじというモノが無く、3回のステージで、各ステージが終了するとオーナーがお盆を持って店内を廻り、お客さんに最低20SEK(約320円)以上、最高額は無制限のチャージを支払って頂くシステム。

翌26日は、ボルネスという更に北に400キロ程云った所でコンサート。ストックホルム中央駅でLinda Petterssonを拾い、一路ボルネスへ。
ボルネスのフォルケッツヒュスでコンサートを行うが、ここのステージは、ステージの上にある天井が極端に低いせいか、音が跳ね返り、マイク無しでもステージ上ではまるでマイクが入っている様に聞こえる。このボルネスには、ボルネス・フォルクホーグスコーラが在って、素晴らしいコンサートホールが在るのだが・・・。
久し振りのボルネス・ジャズ協会の面々と会う!フォルクホーグスコーラの学生は入場無料なので、超満員だった。

翌日は朝10時から12時まで、フォルクホーグスコーラで懇談会を開く。まず数曲、僕達が演奏して、後は質疑応答。
このフォルクホーグスコーラは、音楽科の程度がかなり良くなっているようだ。久々にピアニストのヨスタ・ルンドクヴィストに会えたのも嬉しかった。
湖に囲まれた素晴らしい環境!本当に美しい場所だ!

そして昼食を取ってから途中の駅でLinda Petterssonを降ろしてイェーテボリに向かう。13時に出て結局、イェーテボリに着いたのは21時半だった。

日本から戻って即の3日連続だったので、慌ただしかったが、音楽的にはかなり自由に演奏できたと思う。

ニルス・ラングレン+ボーヒュスレーン・ビッグバンド

2006年08月13日 03時38分10秒 | Weblog
昨日はイェーテボリの中心地、クングストリエット(クングス広場)の特設ステージでボーヒュスレーン・ビッグバンドのコンサートでした。ゲストは、スウェーデンの誇るジャズトロンボーン奏者・ニルス・ラングレン!
レギュラーのドラム奏者・ヨーラン・クローンが夏風邪で高熱を出し、寝込んでしまった為、急遽、Anders Kjellbergに手伝って貰った。

アバのヒット曲とか、ボーヒュスレーン・ビッグバンドのベーストロンボーン奏者、ニクラス・リードが譜面に落としたギルエバンスものを数曲やったり・・・ともかく、面白いファンキーなコンサート。

ニルスとボーヒュスレーン・ビッグバンドの組み合わせは、これまでも数え切れない位ですが、彼の話だと、9月25日から4日間、東京のBNに出演するとの事。
メンバーは11人編成のファンク・ユニットと呼ばれるオリジナルのバンド!
僕はストックホルムで9月25日に仕事があるので、24日には成田からスウェーデンに戻る予定。彼等に会えないのは、ちょっと残念だが・・・、マァ、仕方ないですネ!

ニルスは素晴らしいトロンボーン奏者です。テクニックと云い、その人柄と云い、素晴らしい奏者!
もしトロンボーンの好きな方がいたら、もう絶対に聴きに行って貰いたいです!
スウェーデンの森のお薦め!(アテにならない?・・誰だそんな事云うのは・・?)(笑)

LINDA PETTERSSONの結婚式

2006年08月07日 23時21分58秒 | Weblog
6月に行った第27回スカンジナビアン・コネクションで、素晴らしい歌を披露した歌手、LINDA PETTERSSONが、先週の土曜日、8月5日に生まれ故郷のSundsval郊外にある島、Alnöで結婚式を行いました。
小生とEwan Svensson夫妻の3人で、Alnö Kyrka(アルノー教会)で行われた結婚式に参列し、その後、披露宴にも参加してきました。
イェーテボリからSundsval まで、距離にして約900キロ!Ewan SvenssonはFalkenberg と云う、イェーテボリから更に南に100キロの町に住んでいますから、かなり長い車の旅でした。

結婚式に現れたエリックとリンダは、まるで映画の結婚式の様な二人!
天候にも恵まれ、素晴らしい一日でした。
多くの友人、同僚、親戚に祝福された二人に、永久の幸せを!
スウェーデンの森

ラーゲルスベリの館

2006年07月17日 03時18分31秒 | Weblog
これも前記事の関連写真です。
次回からはトラックバックを上手く使って見る事にします。
スウェーデンの森

前記事の写真 ニーネースの館(2)

2006年07月17日 03時15分54秒 | Weblog
前記事の写真の続きです。
これは、ニーネースの館(2)です。

7月上旬

2006年07月16日 22時12分16秒 | Weblog
7月上旬にEwan Svensson+Linda Pettersson、そして"Winduo"と2回ずつ、コンサートを行った。
7月6日、Västeråsの郊外、Strömsholmにある「ジャズ博物館」でEwan Svensson、Linda Petterssonとトリオでコンサート。大半はやはいrVästeråsからの聴衆で一杯だった。翌日はEwan Svenssonの住んでいるFalkenbergの歌祭り。ここではMagnus Granのドラムスも加わってEwan Svensson Trio+Linda Petterssonという格好で演奏。スウェーデン放送が収録していた。放送は先週の木曜日にあったらしい。

"Winduo"の方は、やはりイェーテボリから東に400キロ程に在るSörmland地方の2カ所。この近辺は、比較的ストックホルムに近いので、昔から王族や貴族達のサマーハウスとかが多数あり、・・・館という名称の館がいたる所に点在している。
このSörmlandの音楽財団は、毎年、夏の期間にそう言った館を使って、室内楽コンサートのシリーズを行っている。
プログラムを見てみると、凄い!5月の下旬から8月中旬まで、ほとんど毎日、弦カルとか、トリオ、歌とピアノとか古楽、マーチ、ジャズ等・・・もうナンでも有り!
室内楽を中心にしたプログラムだが、これだけのプログラムを揃えるのには、かなりの時間が掛かるし、第一、金が掛かる!
スウェーデンには各県に音楽財団があり、やはり県と国、地方自治体が一緒になって、ライブの生演奏をその地方の人達に提供している。

さて、"Winduo"の方は、一回目が7月9日(日)で、美しい館として有名なNynäs(ニーネス)の館。ここは昨年も「A Song Book Trio 」でAnders Persson、Lina Nybergと出演したし、3年前にも"Winduo"に弦カルを加えたアンサンブルで出演した事が有る所だ。
丁度、この日はサッカー世界選手権の優勝決定戦が有ったが、夕方6時からのコンサートは満席。2ステージを終えて、短いアンコールを行って皆、サーッと帰って行った。僕達もサッとかたづけて、Linköpingのホテルへ直行!
相棒のフルート・サックス奏者、Anders Hagbergと夕食をホテルのレストランで大画面のサッカー選手権の生放送を見ながら夕食を取った。

そして12日は、LagersbergというNynäsよりはもう少し北に位置する館でコンサート。ここは1300年代から教会の修道院の持ち物だったらしいが、1700年代に将軍の住居として利用されたそうだ。大きくは無いが、本物の壁、天井の絵なんかも本物の1700年代からの部分がかなり残されていた。
ここも満員御礼だったが、皆、よく迷わずに来られるなと感心してしまう程、判りにくい場所だった。

夏のスウェーデンは、なかなか綺麗です!
ストックホルムは、北ヨーロッパのベニスとか呼ばれますが、確かに水に囲まれた美しい処です。が、ストックホルムばかりがスウェーデンではありません!

Nynäsの館の写真等、掲載してみますネ!
スウェーデンの森

サマーハウス暮らし~川崎瞭トリオ

2006年07月01日 08時10分15秒 | Weblog
6月13日にスウェーデンに戻り、サマーハウス暮らしを2週間行い、28日にイェーテボリに戻りました。
29日には、当地、イェーテボリにあるリザベリ遊園地のジャズ・シリーズの一つとして、ギター奏者の川崎燎さん、ドラマーのBrian MelvinとのトリオでKeith Jarrettの曲を中心に演奏。
なかなか好評でした。
Brian Melvinは、Jaco Pastoriusと、かなり仲が良かった人で、サンフランシスコの彼の家に住んでいた事もあり、いろいろとジャコにまつわる貴重な話しを聞く事が出来ました。
なかなか優しさに富んだ、素晴らしいドラマーだと思います。
瞭さんも、そのオリジナリティー溢れるフレージングに感心させられました。
彼は青学中等部の先輩でもあります。(笑)
スウェーデンの森

第27回スカンジナビアン・コネクション終了

2006年06月14日 19時23分10秒 | Weblog
6月13日、スウェーデン時間午後22時半に無事帰宅しました。
Linda Petterssonは、まだ日本滞在中ですが、一応、僕の帰宅をもってこの度の第27回スカンジナビアン・コネクションは、無事に終了とさせて頂きます。
今回も北海道、九州、新潟、東京で合計7回のコンサートを行いました。
主催して下さった皆様、またコンサートに来て下さった皆様に深く感謝しております。有難うございました!

次回、第28回スカンジナビアン・コネクションは、9月6日から17日を予定しております。次回のアーティストは、オランダのピアニストで、トゥーツ・シールマンスの伴奏者としても数回来日、またスカンジナビアン・コネクションでも一回来日しているマイク・デル・フェロー、そしてドラムスのSebastiaan Kapteinを同行したトリオとなります。

今後とも宜しくお願い致します。
スウェーデンの森

本日、日本へ出発!

2006年05月30日 07時44分12秒 | Weblog
本日、5月30日の午後4時40分のフライトで、イェーテボリからロンドンへ飛び、ロンドンから19時半頃のANAのフライトで成田に向かいます。
成田でコントラバスのフライトケースを預けてから、国内線に乗り換えて千歳空港へ向かいます。
今回は、第27回目のスカンジナビアン・コネクションです!
Ewan Svensson TrioにLinda Petterssonの歌と、Antoine Herveのピアノが加わった、新クウィンテットです。
ミカエル・ローベリというスウェーデンでかなり高く評価されている作編曲家でトロンボーン奏者がいるのですが、彼の書いた作品を通して、Linda Petterssonの事を知り、また昨年春のKenny Wheelerとボーヒュスレーン・ビッグバンドのツアーでEwan SvenssonとLinda Petterssonも出会った事が原因でLinda Petterssonが、Ewan Svensson Trioと協演する機会が増え、またAntoine Herveとは、トリオでグルジアの首都・ティブリシで出会った事が原因となり、彼のESQへの参加となった次第です。
素晴らしいのは、人と人の出会いですネ!

Linda Petterssonは美人でメチャクチャ強力に歌が巧い人。目下、スウェーデンでは、Lina Nyberg、Viktoria Torstoj,等に続く新しい女性ジャズ歌手として注目の的になっています。背景には彼女の巧さやチャーミングな人柄、またミュージシャンに尊敬されているローベリの信頼を受けていると云った事実が有るのだと思います。

Antoine Herveは、フランスのジャズ界を知っている人ならば、必ず知っている筈の代表的ピアニストです。


今回は、北海道の札幌、苫小牧、そして福岡、新潟、そして東京の「Body & Soul」で2日間演奏するだけですが、お近くの方、特にジャズ・ヴォーカルの好きな方はお見逃しの無い様に、お奨めしたいです。

Ewan Svensson+Magnus Gran+小生のコンビは、なかなかゴキゲンです!
スウェーデンには、Ulf Wakenius以外にも良いギター奏者が居ます!

それでは、コンサートでお待ちしております。

スウェーデンの森

SC-28th ツアー詳細
http://www.music-net-jp.com/morimusic/index.html#sc27