エミネム主演「8マイル」

アメリカで絶大（？）な人気を誇る白人ラッパー、エミネムの自伝的映画。

自分の中でちょっとしたエミネムブームが来たのでノリで見てみた。

うわ～俳優じゃないスか！

演技うまいし、顔キレイキレイね(笑)だし。


映画の中のエミネムは、母親と妹とトレーラー暮らし。父親（たぶん再婚）は自分の同級生という結構いっちゃった家族構成。そんな中でなんとかラッパーとしてのし上がろうと奮起する緊張シーの妹想いのいい兄ちゃん。連れはバカなやつばっかだけど憎めない。ある日、彼にとってラッパーとしてのし上がるための絶好のチャンスが・・・みたいな話。

見所は、エミネムのまるで映画スターのような演技と、後半にあるラップ対決。

ライバル的な輩と限られた時間の中、ラップで相手を威嚇しあう！

ん～。直接英語を分かる人にとっては、エミネムのラップが相手より断然優れているのが分かるのかもしれないけど、私たち一般人にはどっちがすごいとかはよくわからない。字幕だって韻をふんでるわけじゃないし、英語が分かる人じゃなきゃすごさは分からないと思う。

でもその対決シーンは文句なしでかっこいい！

映画としてはもうちょっとユーモアが分かりやすいものにしてほしかった。海外のドラマやらアーティストやらの話が出てきてちょっと理解できないユーモアがありすぎだし、ブラックユーモアすぎるところもある。

エミネム好きなら見る価値あり、ラップ好きもブラック好きも見たほうがいいと思う。

でも、完全にアメリカ向けの内容なのでわかりにくい演出が多々ある。