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猫写真集「あきらめニャければうまくいく」の猫写真家モリケンこと森永健一ブログ。しらべぇにも取りあげられた経歴もあります。

モヤモヤ

2009-04-17 21:43:11 | モリケンの日常
撮影の依頼を受けて、いいものを残す。悪いもの(うまく撮れなかったものなど)を消す。あるいは、納品しない。

これはまあ一般的。

結婚写真をやっている仲間とたまに話題になるのは、「何枚お客さんに渡すか」である。いい写真が撮れたら、それは届けるのは使命。
たくさんいい写真があれば、すべて届けたい。こう思うのは当然の流れだと思っている。

ただ、数が多くかんじられてしまうっていうのは、撮影された人たちが当日感じた物と、出来上がりの写真を見たときのギャップがそうさせているのだろうか。
それとも、本当は、いくらいい写真でも(カメラマンの主観)お客さんは、そんなにいらないのだろうか。

バリエーションが少なく見えるから、数を減らしてよく見せることがプロフェッショナルのやることなのか。多くても、見ていて飽きないもの。心がこもっている写真を残すことがプロフェッショナルなのだろうか。

両方ともプロフェッショナルな仕事なのはまちがいない。ただ、方向性がちがうだけ。私は前者ではなく、後者の部類。

これってカメラマンのエゴなのか。

答えが出なくてモヤモヤする。

答えなんてないんだろうな。千差万別。十人十色。ただ、多すぎる。バリエーションが少ないと感じさせてしまったというのは、プロフェッショナルな仕事ができていないということはまちがいだろう。

それを、数を減らします。といった答えで終わらせてしまうのは、至極もったいないと思うのだ。カメラマンが前を向いて進んでいくのなら、「数が多くなるから撮らない」なんていうのはナンセンスだ。

自分の、カメラマンの存在意義をなくしてしまう。

私は、カメラマンはここにいます。声を大にして訴えたい。




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軍艦島解禁

2009-04-17 08:55:24 | 旅先の1枚
廃墟の島、軍艦島が一般公開されることになった。

廃墟が好きという訳ではないが、人が離れた後の遺跡に近いこの島にいってみたいなあと思っていたので、ぜひともいってみようと思う。

私の中の旅人としての好奇心と、カメラマンとしての好奇心がウズウズするのだ。

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