
4年間、中学生の時からのお付き合いでした。
今日が最後のレッスンでした。
これからは、都内へ出ての活動と聞いております。
レッスンが終わり、お迎えのお母さんから、
「最初は、話をするのもできなかったのに・・・ ステージに立って演奏できるまでになって・・」と。
家族や親しい友達ならともかく、見ず知らずの人と会話するのは、
ぎこちない年ごろなのかもしれません。
言葉少なにレッスンはすすみ、私からのアドバイス一辺倒になってしまいます。
それでも、本人から、聞き出さなければならないことはあります。
「どんな曲が演奏したい?」
「どんなミュージシャンが好きかな?」とかとか・・。
そんな問いかけに「藤原さくらちゃんの曲が弾きたいです」と、
即答でしたね。
「はい!! わかりました。では、がんばっていきましょう!!」
その日から、好きな曲、弾きたい曲を自分で演奏できるようになるために
毎週のレッスンが始まりました。
その目標は、「好きな曲、弾きたい曲・・・ それは本当にそうなのか・・・」
自分に問いかけることでもあるわけです。
「情熱、希望」と、自分の「がんばり」の綱引きですね。
そして、めげることなく今日に至っています。
それと、積極的に、BandSquareや松田ダムコンサート等へ
参加されたこと。とても、大きい経験になったことでしょう。
そして、それは、大変だけど「楽しかった」と。
そして、これからも・・と。
大変な思いをした分、「楽しさ」があることも身をもって経験してきたわけです。
重複しますが、いくら私が情熱をもってレッスンしても、
50%しかできません。残り50%は生徒さんに出していただかないと。
もちろんその50%の出すためのお手伝いをするわけです。
新しい世界でも頑張っていただきたいです。
そして、困ったときは、原点を思い出してください。
かならずそこに物事不変のしくみがそこにあります。
「なぜ、そうしようとしたのか?」
「そして、そのためにどうしたのか?」
前途に幸あれ。
森
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます