Moonfish's ちょっとみょうな話

最近は主に家庭菜園やってます。日頃の他愛のない話も含めて怖いお話はあまりないです・・・(^^;;

入院2日目(4/19)

2006年04月23日 10時40分19秒 | 闘病記
入院2日目=手術の日
朝から採血と点滴を入れられてひも付きに。
朝からドクター来ないなぁ…と、返事も考えていないのにそんな事をうだうだ思っているといきなりドアがバタンと開いて

「今朝Hb9.9だったのね。今後の事を考えて子宮は取ったほうがいいと思うんだけど、どうする?」
びっくりして、そのまま
「お願いします。取ってください」
(あ、言っちゃった…どーしよ。残そうかと思っていたのに、訂正するなら今のうち…)
「じゃ、決まりね!」
ドクターはさわやかにドアをバタンと閉めて去っていった。


え、あー、そのぉ
訂正するなら今のうち。今しかないぞ!
焦る自分ともうひとり、
口から出ちゃったんだから天の意思だと思えばぁ?
・・・・・・・・・・
お昼に旦那がきた頃にはあらかた決着がついていて、
「もう言ったの?」
「うん。取ってもらう」

入室は13:45。ひも付き(点滴)で歩いてオペ室へ。
朝からシャワーをあびていたけれど、疑問な事がひとつあったので看護師さんに聞いてみた。
「あのぉ、剃毛しないんですか?」
「うん。最近はしないみたい」
へぇ、そうなんだぁ・・・びっくり。

背中(脊随?)に自動で注入される痛み止めの管を刺され、心電図の電極と血圧計をくっつけられてまな板の上に。
背中を消毒しているときはもうくすぐったくて。
うわっ、ひえぇぇ、とか口走っていたような。
「はい、麻酔が入ります」
(なんだ、すぐに意識がなくなるのかと思ったのに、なんでもないじゃん!)
「”もー。”さん、わかりますか? 」
ん?
なんかまぶたが重いぞ・・・あかないぞ・・・
かろうじて、「はい」と返事をしたような覚えがある。


後でわかったのだが、これが
『気が付いたら病室』って状態だった。(^^;;



手術が終わった直後から、看護師さん達があわただしく出たり入ったりを繰り返していたが、何をしているのかさっぱりわかっていなかった。(^^;;
半分どころか、4/3くらい寝てる状態だもの。時々何か話しかけられても、文章としての返事は返せない。
旦那にいたっては、早めにおうちに帰ってもらった。なんとなく自分の情けない状態をずーっと見せているのもかわいそうかなと思ったので。

旦那は術後、ドクターから状態とか説明を受けていたそうなのだが切り取ったモノ(ホルマリンにつかっていた卵巣の皮+子宮)を見せられて、吐かなかったものの、しばらくお肉は食べられなかったそうだ。(^^::

ま、そーゆーものよね。


その夜、熱は出る、お腹は重くて自力では動かない(しびれたような感じで動かせなかった)看護師さんの
「氷枕欲しい?」の問いかけに、
氷枕・・・ってなんでそんなものがいるのだろう・・・? 
熱が出てるという実感が無くていらないと返事していたのだけ覚えている。
しょっちゅう熱計って、注射だ、着替え(大汗かいていたので)だと、ごろごろ動かされて寝られなかった・・・

膀胱にはバルーンというオシッコの管が入っていたのだが、自分の感覚では膀胱がパンパンで、今にももれそうなのに、訴えても
「そのまましても大丈夫ですよ」との返事しか返ってこない。
いや、そのままって・・・

なんだかんだと時間はたって、夜は明けていったのだった。


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