月の照る夜に

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日曜日の初耳学

2021-10-18 20:56:37 | nao

10/17(日)22:15~
MC 林修、大政絢
ゲスト(50音順) 上田彩瑛、澤部佑(ハライチ)、千原ジュニア、中島健人(Sexy Zone)、古畑星夏、若槻千夏 
VTR出演(50音順) 田辺智加(ぼる塾)、藤木直人、松下洸平

だらだら書いてたら、長くなってしまいました(^^;)

インタビュアー林修
ー以前から対談を熱望していた3人
ミスチル桜井さん、バイオリニストの五嶋龍さん、
そして10月までは絶対に願いがかなわなかった俳優ー
藤木直人
ここに名前をあげていただけるなんて・・
大政さん「本当に始まった当初から言ってましたよね」って。
「すごい」「なるほど~」など皆さんの反応が嬉しい。

最初に出たドラマ映像が、何故か「なつぞら」だったけど(笑)
ー遡れば「ナースのお仕事3」の相手役でブレイク、
その後月9「ラブレボリューション」「アンティーク」「ホタルノヒカリ」など話題作に次々出演ー
(ラブレボの映像も出たのが嬉しい)
大政さん「変わらないですね藤木さん、ほんとに」(2回共演、三毛猫では妹役だったから、何か話聞きたかったな~)
「ヘイフレ」の映像流れたら「めっちゃ見てた」って古畑さん?
ーミュージシャン、トーク番組の司会などマルチに活躍。常に鮮烈な存在感を示してきたー

林先生の奥様が、大好きなのよね、直人さんのこと。
スタジオに来ない妻が前に来たのが8年前の「おしゃれイズム」の時。今回8年ぶりにお子さんもつれていらっしゃってる(笑)
特等席で、奥様からの質問もいくつか預かってきたそうです(どれが奥様の質問だったんだろう?)
イズムに来て「大きい声を出す人たちが頑張る世界」と。
直「収録みての感想がそれですか?でも、上田さんが声が大きいのは絶対メリット。相槌、声出すのは大事だよと。それで他の番組でそうしていたら、藤木くん、うるさいって。ちょっと嬉しくなった」って。

ー順調に見えた俳優人生の苦悩や葛藤を本音で語るー


1)意外なコンプレックス
ー優秀な兄の陰に隠れているような存在で自分を変えてくれるのではないかという世界への憧れー
メンノンオーディションの話。高校時代に兄の反対で諦め、選ばれたのが同級生、文化祭のミスターの話、大学時代に応募。自分からは踏み出せない人間なので、唯一頑張っったのがそこですね、など、この辺はよーく聞いた話(笑)
ただ、出た画像、中学時代のは初めて見るのだし、高校時代のも、これは初めてのような・・

ー最終選考には落ちたけど、芸能関係者の目にとまりデビュー(ジュノンの紙面、可愛い)

「花より男子」の花沢類でデビュー。映像がいっぱい流れる。類はピッタリだよね
主な出演作リスト(20代)その後も各年代で出してくれればもっとよかったけど。
花男、GTO、ナース、ラブレボ、アンティーク。あすかはなかった(^^;)

直「ナースのお仕事3、自分の弱い部分、なよっとした部分がリンクした。半年クールだったので、これで知ってくれた方も多いのでは」
人には言えない悩みが大きくなる。ドラマ全然見ていなかったし、演技を簡単に見ていた。
「自分というものをこんなに突きつけられる仕事はない。
普通の人間になるにはどうしたらいいんだろう?みたいな」 大政さんが大きくうなづいてた

(ジュノンの赤のダッフルの写真♥大好き)
ーそんな藤木直人が俳優界で確かなポジションをきづき49歳の今まで第一線で輝き続けることができたのか。
大きなきっかけとなったのは29歳で出演した「アンティーク」ー


転機となった作品は、ファンにとっては認知してもらった作品(あすかやナース)ブレイクした作品(ラブレボ)やそれぞれ思いはあるけれど、直人にとってアンテは出会いの作品だったのね
アンテの映像(影、小野、若の3ショット)も。林先生「大好きなドラマ」

直「僕の中では大きな作品。男4人の話。7歳上の桔平さんと阿部寛さん、同性の先輩とご一緒させてもらったのが大きかった。ぬるっと入ってしまった世界。桔平さんは熱い人で、役者とは、演技とは、作品に対する熱意。役者として生きるとはこういうことなのかということを感じさせて下さった」
ーこの経験が俳優藤木直人の礎となるー

アンティーク~西洋骨董洋菓子店~
直人もミスチルが大好き。ミスチルさんがドラマに4曲くらい書き下ろしてくれて、そのほかどの曲使ってもいい。
アンテは実験的で面白いドラマでしたよね~ 今見ても面白いし、再放送すれば話題になること間違いない。してほしいな~
林先生、変なアレンジして歌って奥さんに怒られたそうで・・直人さんも奥さんも「・・・」

スタジオの方々。古畑さん?「15年前にギャルサーってドラマがあって、すごい好きだったんですよ」
林先生「シンノスケね、いい入り口だね」(ありがとうございます!)
若槻さん。埼玉の実家にロケ。両親が、あまりにもいい人なので藤木さんにぞっこんになっちゃって。お父さんはもっと話したいって、東京まで藤木さんとロケバスに乗ってきちゃったの。
ご両親と直人さんの写真と、いいお話、ありがとうございました

ーこの仕事は向いていないんじゃないかと思い悩んだ20代、尊敬する先輩と出会い、キャリアを重ねながら自信を深めていくと、仕事への向き合い方の変化が現れたー

2)仕事への向き合い方の変化
林「立場の変化は実感されます?」
直「楽しくなりました。芝居ができないっていう劣等感もあったし、どこかでテストを受けてるみたいな、試されているみたいな気もありましたけど、いつの間にか現場にいるのが楽しい。
もちろんプレッシャーもあるし、違うやり方もあったのかなと思うこともいっぱいありますけど、でも楽しい」
この言葉が聞けたのが嬉しい

林「若い時とは違う感覚ですか?」
直「違いますね(即答)」
林「仕事が楽しいって感覚がない」
直「生徒の成績があがったら、手ごたえで楽しいってならないですか?」
林「当たり前だと思うので」
直「わ、今、スガシカオさんの歌が聴こえる(笑)プロフェッショナル!
僕はアマチュアなんで、まず自分が楽しむことですよ」
林「本人が楽しくないものはお客さんが見ても楽しくないと皆さんいう」

直「僕は小さい頃から人前が苦手、大勢の人の前に立つって苦痛でもあったけれど、
楽しい部分もいっぱいあります」

ー苦痛ですらあった俳優の仕事、解決の糸口は自分の中でなく、他者との関わりの中にあったというー

直「共演者ってお互い助け合える。1人で芝居固めてても向き合って言葉を交わすだけで違う感情が生まれてくることがある。相手が想像してないお芝居をしてきた時に自分も違う風になれるチャンスがある。
いろんな役割があるんだなと思うようになった。

舞台と違って、映像のお芝居って、映らないところは映らないじゃないですか。
例えば「ホタル」の時、はるかちゃんの寄りを撮っていたら映っていないメンバーもお芝居をする。でも台詞を言ったら声が入る、動けばノイズになる。映ってない時は映ってないなりの芝居の仕方がある。

最初の頃、プロデューサーの方に「映画の演技」(マイケル・ケイン)という本を頂いた。演技論や共演者のエピソードなどが書かれていたが、その中に役者としてのこと。カメラに映っていない時でも相手の芝居は必ず自分がする、オーソンウェルズは自分の中で出来上がっているから、相手は邪魔というような話。何て素敵な本だろうって何回も読んで・・
その人の1番いいやり方は違うから、相手に応じて。必要とされていない時もあるだろうし。難しいですよね」

直人さんは演技の勉強をしてこなかったというのもコンプレックスだったのかよく言っていたけれど、周りの先輩の方々が劇団出身ということもあってそう思ったのかもしれないけど、自分でいろいろ勉強していたのよね。その時に言わないけど。
NYに遊びに行ってたとばかり思っていた時も、ワークショップに参加してたし。そんなこともず~~~っと後になって教えてくれたし。
悩んでいた時期もあったし、大変だったと思う。
でも、人気におごったり、変に自信を見せることなく、悩みながらも芯は頑固に、周りは柔軟に続けてきたから今があると思います。
私は、直人さんの演技、大好きです!

3)影響を与えてくれた人
4人の重要人物。戦友・谷原章介 事務所の先輩・古田新太、生瀬勝久 後輩・松下洸平


「章介は(章介って呼んだってスタジオで沸いてた・笑)デビューが一緒で年齢が一緒。ライバルでもあるし、戦友でもあるし。章介の方がTVドラマという意味では芽が出るのに時間がかかったので、単純に仲の良い友達と思っていなかった時期もあると思いますけど」
(同じように売れたというわけでもないですからね。直人さんよくいう、親友でライバルで戦友というのがピッタリかも)
会っていなくても、章介何してるかなって気にかけてる存在。よく遊んでた時期もありますし(お兄ちゃんも一緒にね・笑)今は朝忙しいから・・御殿がいくつ建つのか」(この時の顔ったら・笑)

演技に大きな影響を与えた事務所の先輩の2人(この並びが、何とも言えない(笑)。キューブに入ってよかったよね)
古田さん、舞台観に行った後の後の飲み会で、後輩俳優にいろいろアドバイスしてあげる姿を見ている
生瀬さん、この間も生瀬さん出演、演出の舞台で(グッドバイ 直人さん主演)「台詞には正解のトーンがある、思いとか感情とか関係なくて、正解のトーンがある」と。
林「そういう理解の方が藤木さんにはすんなり来るんじゃないですか?」(理系だから)
直「それが、この周波数使ってるとか、この音だからとか言われたら、なるほどって思うけど、言ってみ、違う、あ、それって言われても、どのトーンだ?と」首傾げながらいう姿が可愛い。

デビューしたての頃、古田さん、生瀬さん出演のドラマに出させてもらうことも多かったですね。
古田さんにはいいとものテレフォンショッキングにも呼んでもらったし、ツアームービーに出ていただいたり。「直人」って呼ぶ人の1人。
生瀬さんは初舞台でお世話になり、「グッドバイ」でも(古田さんと舞台はないですね)
「ギャルサー」「ホレスタ」「イケ麺」は3人一緒で楽しかった~ また3人で鼎談やらないかな~

直「理屈がわからないと自分の中に入ってこない」
林「何となく雰囲気でやって下さいと言うのはお好きじゃない?」
直「一番向いてない仕事してますよね。感性とか感情とかそういうのが苦手。結局素晴らしい演技は、理論的なことを踏まえたうえでそれを飛び越えた、はみ出したものなのかもしれない。そこは簡単にいける領域ではない」

昔、もふらんの監督さんが、直人さんへの説明は方程式を作ってするって仰ってましたね。ABCのパターンに分けて、Bでというと、彼はそのシーンの状況や心理などを自分の中で因数分解して微妙な感情表現をする」と。
でも、芸術や音楽の分野も、ちゃんとした技術、理論を踏まえたうえでの感性が大事な世界。その礎があってこそだと思うから、悩んで考えてやってきた直人さんはこれからも進んでいけると思います。

ー知的でクールなイメージを持つ藤木直人の意外な一面を知る後輩ー
直「洸平くんは、あれよあれよという間にブレイクして嬉しい」
おじきと呼ばれることについて
直「めちゃめちゃ嬉しい。俺、中心にいるタイプの人間じゃなくて、つかみどころがないとか何考えてるかわからないと言われることが多くて、そう思ってくれるのは嬉しい」
VTR(松下洸平)
「お酒をご一緒する時・・オジキね~寝ちゃうんですよね(あら、ここでも・笑)」かかる音楽、変でしょ、任侠か(笑)
「ご自宅に呼んでいただいて、お酒を飲んでいたら、喋んねえなあと思って見たら、寝ていた(笑)
初めてお邪魔して・・長兄が寝ちゃうと何もできない。そっと洗い物して帰りました。
あんなにパーフェクトな人なのに、時々そういう一面を僕らに見せてくれるところが「おじき~」ってなります」(CM前の振りでは、愛らしいって言ってたよね)
「藤木」からの「オジキ」息子さんのことは「若」って呼びます(ん?イズムで初めて聞いたはずだけど、その後も行ったのか、修正したのか?笑) 
「息子さんはシュッとした現代の可愛らしい子ですけど」
洸平くん、ありがとう、いい子(笑)しっかり「最愛」の告知ぶっこんできました(笑)
ドラマでの共演はなかったよね? 舞台で共演1回あっただけ。洸平くん、直人さんのライブ見に来たりはしてたけど。
感想言ってあげたかな? あの座組、好きだものね~直人さん(脚本家は違うけど、アンナチュラル大好きな御人)

4)子育てについて
ー昨年ベストファーザー賞を受賞した3児の父、子育ての秘訣とはー
「一番最初の子は、頑張っちゃうじゃないですか。僕が理系人間なので、知識をいっぱい教えてあげたくなっちゃう。」
「曜日を覚える時に、基となるもの、日だったら太陽で、月曜が月で、火曜は火じゃないですか(よく聞くのはちょっと違うけど。日月は同じ)そろえて・・金属って何だろう?例えば磁石にくっつく物。実際にやってみて・・」
「自分もそうだったけれど、1回言われてもわからないじゃないですか、何回も言われないとわからないし、ある日突然刺さる瞬間があるだろうし、だから繰り返し繰り返しチャンスがあったら同じことを言ってあげようと。そしたら、一番上が理屈っぽい自分に似た子になっちゃたんですよ」
林「いいじゃないですか」
直「ちょっとめんどくせえな」(わかってるのね・笑)
「俺に似た女の子がいたら嫌だなってちょっと思って、子育ての方針をちょっと変えました」

ー子育てで大切にしていることー
直「人間って結局頭で思考する時も全部言葉じゃないですか。ボキャブラリーは大事と思って、小さい子に説明する時に、同じ言葉じゃなくて、次いう時は似たような言葉だったり類義語を重ねて言ってあげようとか」
林「きちんとされていますよね」
直「子供が言葉を獲得していくのって面白いと思いませんでした?」
直「ピンクいって言ってたんですよ。赤、青、黄色を形容する時に、赤い、青い、黄色い、ああ、ピンクいって活用するよなって」
林「間違ってないですよね、感覚的には。ここから初耳講座(笑)色にはいきなり「い」がつくのと間に「色」が入るの(黄色いみたいな)2種類。「い」がつくのは4つ。赤、青、黒、白。これが日本古来の色」
直「他ないの?すげ~」目をキラキラさせて聞いてる直人。ハイレベルな話というスタジオの声(笑)
直「こういう話大好きなんですけど。面白いっていう感覚を子供たちにも味わってほしい。でもそういかない。きっとこの話をするけど、ふ~んとかへえ~みたいに言われる」
その時はそうでも、そういう経験って、残っていくと思う。


ー真剣だからこそ楽しむ余裕が生まれる(なつぞらの映像だわ。まあ、いい父さんだったからね)
これは仕事も育児も同じことー

ー来年むかえる50歳を前に、ミュージシャンとしてもキャリアを楽しむー
(50歳には見えない、若い・・の声)
49の告知~

「僕の音楽を支えてくれたシライシ紗トリさんという方がいて(プロデュース、曲を書いてくれた)昔29歳の時、学年は1つ上だけど、一瞬同じ29歳になる時期があって、何かやる~っていう話があったけどお互い忙しくて(直人さん、めちゃ忙しい時期だったし)結局やれなくて。この間、あれ49、今だからやれることをやってみようかなと思って、僕にとって初めての配信ライブやってみようかと」
「ぜひ、奥様見て下さい」ニコッ! ここで終わり

「49」特設サイト(こちら

30分たっぷりいろいろな話が聞けて、本当によかった。
悩みや葛藤はその時は何も言わないけれど、大変だったんだろうな~という時期はあったし、最近は昔のことを話してくれることもあったけれど、こうやってまとめてTVで語るのはなかなかないし。
ドラマなどの映像もたくさん流れたし。何故かTBSのものはなかったけれど・・。
直人さんはフジが多いけれど、TBSは、連ドラ初主演の「高校教師」とか、SPドラマ「メッセージ」とか、金10のアラフォー、シュフタン、できしななどいいものが多い。
最初の頃の「ウルルン滞在記」や「人・旅わくわく」などもよかったし~。
予告で「三児の父の教育論」なんてなってたから、ちょっとドキドキしながら見ましたが・・。
確かに、最後の項目は子育てについてだし、写真も何枚も出たけれど、番組の構成なのか林先生の聞き方なのか、具体的に話しているけど、プライベート話というより、知識について興味深い話が聞けた感じ。
写真も・・幸せそうって思うし(もちろん、これからもどんどん見たいし聞きたいわけではありません・笑)
SNSとかの反応もいいものが多かったです。林先生との会話も、賢い人同士の会話、面白いという感想多かったです。
イズムで鍛えられたというのもあるかもしれないけど、私は直人さんの話は昔から面白いと思っていたし。
ライブのMCとか、会場によって話すこと変えてるし~。考え方も、ちょっと面白い。感覚は普通の人なんだけど、そうくるかって思うことが(笑)
昔、仲間さんが言ってましたよね「藤木さんの話、どこをどうしたらそこへ行きつくのか興味がある」って。大人数だと、人の話をよく聞くし、尊重するから、言葉数少なく見えるけどね(笑)

YouTubeでは1か月間配信されています
【1か月限定配信!】林先生熱望の藤木直人が登場!松下洸平ら後輩から“オジキ”と慕われるその人柄とは?!

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