
ぴたテン第7巻の感想です。
第7巻は湖太郎のひいおじいちゃん、そして紫亜の最愛の人でもあった太郎のお葬式から始まります。
そして紫亜が人間界に現れた理由、ニャーちゃんの事、たくさんの事が一辺に紫亜の口から語られます。記憶を取り戻す事で思い出した事もあったのかな。
紫亜と湖太郎、二人きりでたくさん大切な話をしました。その中で一番僕の心に響いた言葉・・・
「好きな人は大切にしてくださいね。心の中でわかっていてもけっこう難しいものですよ。」
「好きな人は大切にしてください…みんな居なくなってから…後悔するものだから…」
うん・・・。その通りです、紫亜さん・・・。なんでぴたテンはこんなに心に響く物語なんでしょうね・・・。(いつの間にか僕の中の呼び名が紫亜ちゃんから、紫亜さんに
レベルアップ?してました)
だけど今は紫亜と湖太郎はこれからの幸せな生活の事で頭が一杯です。たくさんの約束をします。・・・良かったね、本当に・・・。
でも・・・紫亜は・・・そのまま死んでしまいます・・・。どうしてこんな・・・こんなのって悲しすぎます。せめてもの救いは湖太郎との楽しい未来を想いながら、愛する太郎のところに逝けた事・・・。でも、残された湖太郎の悲しみの大きさは計り知れないです・・・。
好きな人とお別れする悲しみは悪魔がもたらすものじゃない。お別れする悲しみは天使も悪魔も人間も同じ。それはニャーちゃんだってわかってるくせに・・・。
学校に戻って、テンちゃんも小星ちゃんもいる、大ちゃんもいる。でも紫亜はいない。紫亜が死んだ事も誰も知らない・・・。湖太郎はすっかり落ち込んでしまって、美紗ともまともに会わなくなってしまいます。紫亜が死んだ事をまだ認めたくないから。お別れした事を信じたくないから・・・かな。お別れが悲しかった時、その人のことを思い出してしまう事には目をふさいでしまう、それは僕も同じでしたから・・・。
テンちゃんとは一時紫亜をめぐってケンカしてたけど、二人はやっぱり仲良し。テンちゃんが少しだけ湖太郎に元気をわけてくれました。
そして美紗が待つ部屋で、湖太郎は紫亜が死んでしまった事実を伝え、受け入れます・・・。
「辛い事や怖い事はいっぱいあったのに・・・思い出して苦しいのは・・・楽しかった事なんですよね・・・」
うわああ・・・。本当にそう、わかるよ・・・湖太郎・・・。この巻は本当に涙なしに読めないです・・・。
美紗が湖太郎を優しく抱き締めて慰めます。紫亜が幸せそうだった事を二人で思います。
紫亜と太郎がどうかもう一度出会っていますように。きっとリンゴの木の下で待ち合わせしてる、そう思います。ね・・・。
ここで美紗の口から初めて「いつもぴたぴたしてるから」と言う言葉が出てきたかな。
紫亜がいなくなっても、美紗がいる。湖太郎は前を向き始めます。
ところがそこに待っていたのは早紗からの厳しい言葉。美紗の試験合格の邪魔をしてると言われる湖太郎。早紗に夢を見せられ湖太郎は全てを知らされる事になります・・・。一体それはどんな夢・・・悪夢なんでしょうか。
その夢の中、湖太郎は小太郎の体の中、心の中にいました。
人の死がわかってしまう、見えない物が見えてしまう小太郎。小太郎を唯一救ってくれる存在だったのが、天使の美紗でした。
二人はとても仲良しです。だけどいつまでも固いしゃべり方なのが小太郎は気になってしまいます。そこで美紗が考え付いたのが「~~っス!」と言う口調。はじめは、おかしいなって思ってた美紗の口調にはそんな秘密があったんです。
でも小太郎は美紗に触れる事も出来ないんですね。大好きなのに、そこにいるのに・・・。今の美紗が湖太郎たちと触れ合えるのはやっぱり特別な事なんだ。
小太郎は美紗のために人間界で幸せになろうと頑張ります。だけど世間がそれを許してくれません・・・。小太郎のせいで妹の志乃まで傷付いてしまいます。志乃は強い子でした、どんなにいじめられても小太郎を守ってました。
志乃にはきっと、志摩の・・・紫亜の想いと力が備わってたんじゃないかな。小太郎が見えない物が見えるのも、その血ゆえだったのかも知れません・・・。
そんな小太郎は、美紗とお別れしないといけない事を知ると、自ら命を絶って美紗のところに行く決断をします・・・。それはとても悲しい決断でした・・・。
死んでも・・・美紗と会える訳じゃなかったからです。
そして人間を不幸にした天使、殺した天使として美紗は罰を受ける事になったのです。黒い服も罰として着せられていたんだね・・・。
そんな美紗にチャンスが訪れます。小太郎が転生したから下界に降りて天使に昇格する試験を受ける事が出来ると。
美紗は
「今度こそ幸せにしてあげよう!」と強く誓うのです・・・。
・・・湖太郎が目を覚まします。夢で全てを知りました。
美紗が湖太郎を「コタロー君」と呼ぶ事、それは小太郎を見てるから・・・。物語はどんどん繋がってきます。
自分が代用品だったと思った湖太郎はショックを受けて飛び出して行きます。
湖太郎を慰めてくれたのは小星ちゃんでした。気を利かせて二人きりにするなんて、本当にテンちゃんは賢い小学生ですね。
小星ちゃんから湖太郎への告白でぴたテンの物語は最後の第8巻へと続きます。
第7巻は湖太郎のひいおじいちゃん、そして紫亜の最愛の人でもあった太郎のお葬式から始まります。
そして紫亜が人間界に現れた理由、ニャーちゃんの事、たくさんの事が一辺に紫亜の口から語られます。記憶を取り戻す事で思い出した事もあったのかな。
紫亜と湖太郎、二人きりでたくさん大切な話をしました。その中で一番僕の心に響いた言葉・・・
「好きな人は大切にしてくださいね。心の中でわかっていてもけっこう難しいものですよ。」
「好きな人は大切にしてください…みんな居なくなってから…後悔するものだから…」
うん・・・。その通りです、紫亜さん・・・。なんでぴたテンはこんなに心に響く物語なんでしょうね・・・。(いつの間にか僕の中の呼び名が紫亜ちゃんから、紫亜さんに
レベルアップ?してました)
だけど今は紫亜と湖太郎はこれからの幸せな生活の事で頭が一杯です。たくさんの約束をします。・・・良かったね、本当に・・・。
でも・・・紫亜は・・・そのまま死んでしまいます・・・。どうしてこんな・・・こんなのって悲しすぎます。せめてもの救いは湖太郎との楽しい未来を想いながら、愛する太郎のところに逝けた事・・・。でも、残された湖太郎の悲しみの大きさは計り知れないです・・・。
好きな人とお別れする悲しみは悪魔がもたらすものじゃない。お別れする悲しみは天使も悪魔も人間も同じ。それはニャーちゃんだってわかってるくせに・・・。
学校に戻って、テンちゃんも小星ちゃんもいる、大ちゃんもいる。でも紫亜はいない。紫亜が死んだ事も誰も知らない・・・。湖太郎はすっかり落ち込んでしまって、美紗ともまともに会わなくなってしまいます。紫亜が死んだ事をまだ認めたくないから。お別れした事を信じたくないから・・・かな。お別れが悲しかった時、その人のことを思い出してしまう事には目をふさいでしまう、それは僕も同じでしたから・・・。
テンちゃんとは一時紫亜をめぐってケンカしてたけど、二人はやっぱり仲良し。テンちゃんが少しだけ湖太郎に元気をわけてくれました。
そして美紗が待つ部屋で、湖太郎は紫亜が死んでしまった事実を伝え、受け入れます・・・。
「辛い事や怖い事はいっぱいあったのに・・・思い出して苦しいのは・・・楽しかった事なんですよね・・・」
うわああ・・・。本当にそう、わかるよ・・・湖太郎・・・。この巻は本当に涙なしに読めないです・・・。
美紗が湖太郎を優しく抱き締めて慰めます。紫亜が幸せそうだった事を二人で思います。
紫亜と太郎がどうかもう一度出会っていますように。きっとリンゴの木の下で待ち合わせしてる、そう思います。ね・・・。
ここで美紗の口から初めて「いつもぴたぴたしてるから」と言う言葉が出てきたかな。
紫亜がいなくなっても、美紗がいる。湖太郎は前を向き始めます。
ところがそこに待っていたのは早紗からの厳しい言葉。美紗の試験合格の邪魔をしてると言われる湖太郎。早紗に夢を見せられ湖太郎は全てを知らされる事になります・・・。一体それはどんな夢・・・悪夢なんでしょうか。
その夢の中、湖太郎は小太郎の体の中、心の中にいました。
人の死がわかってしまう、見えない物が見えてしまう小太郎。小太郎を唯一救ってくれる存在だったのが、天使の美紗でした。
二人はとても仲良しです。だけどいつまでも固いしゃべり方なのが小太郎は気になってしまいます。そこで美紗が考え付いたのが「~~っス!」と言う口調。はじめは、おかしいなって思ってた美紗の口調にはそんな秘密があったんです。
でも小太郎は美紗に触れる事も出来ないんですね。大好きなのに、そこにいるのに・・・。今の美紗が湖太郎たちと触れ合えるのはやっぱり特別な事なんだ。
小太郎は美紗のために人間界で幸せになろうと頑張ります。だけど世間がそれを許してくれません・・・。小太郎のせいで妹の志乃まで傷付いてしまいます。志乃は強い子でした、どんなにいじめられても小太郎を守ってました。
志乃にはきっと、志摩の・・・紫亜の想いと力が備わってたんじゃないかな。小太郎が見えない物が見えるのも、その血ゆえだったのかも知れません・・・。
そんな小太郎は、美紗とお別れしないといけない事を知ると、自ら命を絶って美紗のところに行く決断をします・・・。それはとても悲しい決断でした・・・。
死んでも・・・美紗と会える訳じゃなかったからです。
そして人間を不幸にした天使、殺した天使として美紗は罰を受ける事になったのです。黒い服も罰として着せられていたんだね・・・。
そんな美紗にチャンスが訪れます。小太郎が転生したから下界に降りて天使に昇格する試験を受ける事が出来ると。
美紗は
「今度こそ幸せにしてあげよう!」と強く誓うのです・・・。
・・・湖太郎が目を覚まします。夢で全てを知りました。
美紗が湖太郎を「コタロー君」と呼ぶ事、それは小太郎を見てるから・・・。物語はどんどん繋がってきます。
自分が代用品だったと思った湖太郎はショックを受けて飛び出して行きます。
湖太郎を慰めてくれたのは小星ちゃんでした。気を利かせて二人きりにするなんて、本当にテンちゃんは賢い小学生ですね。
小星ちゃんから湖太郎への告白でぴたテンの物語は最後の第8巻へと続きます。
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