しあわせの扉。。。その後

「雪が溶けて、春が来て、花が咲く」すべての子に沢山の幸が降注ぎますように。いつも晴れでありますように。その後の我が家

やち丸の『猫白血病』

2011-03-09 18:52:12 | やち丸★募集終了

【猫白血病とは?】

感染一か月前後で発症し、激しい貧血や白血球の減少、血小板の減少など、病気の進行が早い急性期特有の症状が現れる。

生後間もなくFeLVに感染すれば、致死率もきわめて高い(ほぼ100%)が、月齢とともに急速に猫の免疫力が強くなり、

四か月齢以上になれば回復率が約90%にもなる(※1)

愛猫がFeLV感染症の急性期の病気から生き延びたといっても、まだ安心はできない。

急性期の後、四か月ほどの間にウイルス反応が陰性になれば、

自然治癒に向かっている可能性が考えられる。しかし四か月たっても陽性の場合、

病気の症状がなくなり、治ったように見えても、一、二年後に、慢性期のさまざまな症状が現れてくる。

その代表例が、体の免疫を担当するリンパ球系のがん(悪性腫瘍)「リンパ腫」である。

リンパ腫は、体のリンパ節や内臓などあちこちにできるが、特にFeLVに感染している二、三歳期の若い猫がかかりやすいのが、

「胸腺型リンパ腫」だ。これは、心臓の前方部(前縦隔)にあるリンパ系器官「胸腺」のリンパ球が「がん化」して

大きな固まり(リンパ肉腫とも呼ばれる)となり、また、周辺に水がたまって(胸水)肺を圧迫し、

呼吸困難となる。放置すれば、わずか一、二か月で死に至る。(※2)

なお、慢性期のFeLV感染症では、リンパ腫以外にも、ひどい貧血や白血球の減少、

また、免疫低下によって、いろんな細菌感染症や悪性腫瘍になりやすい

【症状】

免疫がなくなりますから、ありとあらゆる症状の種類があります。

元気がなくなり、食欲不振。くしゃみ鼻みず鼻づまり。体重減少。(※3)

発熱。(※4)呼吸困難。歩行困難。(※5)

 下痢。(※6)皮膚病。喘息やアレルギー。皮膚病。悪性腫瘍。その他もろもろ。


【やち丸の発症はいつ?】

12月27日のブログ参照にやち丸が痩せてきて、と書いています

この時に下痢もありました。11月26日に下痢が気になるので病院に行っています(※6)

数回通院ののち、下痢もいったん治まりました。が、12月22日再度下痢で病院に

さらに、1月31日は再再度風邪のような症状で病院に(※3&4)

獣医さんからは、事あるごとに、何回も猫白血病・エイズの事を聞かれました

そのたびに私は『陰性です』と、答えていたのです

10月31日に我が家に移動したときから軟便状態でした

獣医さんにも『やち丸の骨格なら、もっと成長していていいのに』と

当初から言われていたのです。先生はちょっとおかしい。。。と、思われていたかもしれません

獣医さんがせっかくおっしゃってくださったのに・・・・

あまりにも私が「大丈夫」ですと言い切るので、それ以上は言えなかったのかもしれません

今、考えると11月中旬には発症していたかもしれません

【やち丸と我が家の4にゃんこ】

10月31日に移動してきたやち丸、

発症(11月中旬)してからの隔離(2月5日)するまで、実に2か月半

みんなと、寝食を共にし、トイレだって、グルーミングだって、食器だって

水飲みだって、密着して共同でした。特にやち丸はみんなに可愛がられていたので

やち丸をグルーミングしない仔はいないほどでした

しかし、これだけ密着していながら我が家の3兄妹弟猫そして、夢ちゃん

血液検査の結果全頭『陰性』と、言う結果でした

【やち丸天使になるまで】

2月5日に『陽性』の結果が降りてからはもう、坂を転がりおちる。。。

その表現しかありません。 ※1にもありますように、月例10か月のやち丸なら

助かる可能性が高かった、でも私の、無知がひきおこした事で、やち丸の寿命を縮めてしまったのだ

2月13日は痙攣がはじまります

2月14日にはもう触診でわかるほど、肝臓の表面が固くなり、萎縮していました

そして、腎臓も・・・・腹水も肺にも(※5)

やち、一人でトイレにいけないので私が支えてトイレに、あとはコントロールがうまくできなくなりました

日に日に体力がなくなるのが手に取るようでした

【天使のお迎え 2月23日7時】 

2月5日にはっきりとした病名『猫白血病』を言われてから

17日までもつか持たないかの命、先生からもそういわれました

でも2月23日まで頑張ったね

【その後の我が家】

やち丸と隔離されてから、みんなはなんとかやちのそばに行こうとしました

時に、諦めきれない、次男坊黒猫と夢ちゃんは必至にやち丸を探しました

やちにもみんなにも、本当に可哀そうな事をしてしまいました

すべては私の『無知』この一言に尽きるのです

猫白血病だからと言って、家族に迎えるのを躊躇される方もいると思います

でも、すべての仔が死に至るわけではありません

それだけはご理解いただきたいと思います。中には陰転する仔だっているのですから

【夢千代の家族さがし】

夢ちゃんは、引き続き家族募集をしようと思います

ただ、夢ちゃんは人がきらい~撫でられるのもっときらい~

な、仔なので先住猫ちゃんのいるお家で

『夢ちゃんがいてくれるだけで、幸せ』

そう思ってくださるご家族を募集します

夢ちゃん、やちを可愛がったね~

沢山可愛がったね~、次男坊黒猫と3匹で本当によく遊んでいました

 

 

 

『やち~』と呼ぶと、それは可愛い可愛い声で『にゃっ』と

お返事する声が、今も耳に残っています

ごめんね、やち丸。本当にごめんね

何故かだこの仔は初めて会った時から『天使』に見えました

私がやち丸の募集の時にこういってます

この仔は、あなたの人生を変えてくれるぐらいの

『天使』私はそう思っています

 

やっぱり人生変えてくれた天使でした 


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