たれながしな日々

私情 感情 惨状 愛情
思いのたけをありったけ
酒浸り30のたれながし日記

とき

2007-08-13 15:06:26 | Weblog
旅に出ると決めた途端に時間の流れ方が変わった。

東京駅。
タバコが吸えるのは在来線のホームのみ。
新幹線の時間までの一時間はイライラすることもなくゆったりと流れていく。

今日帰ってしまってもいいし、どこかで一泊、二泊するもよし。それは自由だ。何にしたって木曜日には仕事に行かなければならないのだから。


久しぶりに、よくわからないドキドキで胸が苦しくなる。喜びと不安と。

「信仰をもってね」

行き先も、宿泊先も決めていないけど旅行に行く、と言ったら、年若い友人に言われた。


気分が変わるだけで、受ける印象はこんなにも違うもんだろうか。
東京駅のホームに吹いてくる風はそんなに悪いもんじゃない。

あっさり

2007-08-02 01:46:52 | Weblog
意地っ張りだが、根性が無いので、
あっさり休業は終わりましたです。

久しぶりに、二人でご飯を食べました。

ちゃんと、お米をたいて、お味噌汁を作って。
納豆を混ぜて、山芋をすりおろして。
キャベツを千切りして、お肉を焼いて。

大事なことです。
大切な、ことです。


本日から、無事開店です。

休業

2007-07-31 01:34:25 | Weblog
私の中の、シャッターが閉まる音がした。

たぶん、耐えられなくって開ける日が来るだろう。
でも、落ちた瞬間。

「なんでそうなのかは、興味ないの?」
「うん。」

あっそう。
興味ないんだ。
おそらくくだらないことかもしれないが、興味ないんだ。

ぴしゃり。

しばらく、休業中です。

ツギコソハ

2007-07-15 07:42:34 | Weblog
どうせ後悔するならば
すればよかった、と思うより
しなければよかった、と思うほうがいい。

同じ後悔するならば
砕けることを怖れるより
砕けてしまったほうがいい。

どっちを選んでも後悔するならば
他人のせいにできることより
自分の不甲斐なさを笑えるほうがいい。


そんなことは重々承知。
「後悔」は、後で悔やむから「後悔」。

明確に選べていれば、きっと「後悔」なんかしないのさ。

次こそは、つぎこそは、ツギコソハ。

新種の観葉樹のような呪文。


そして今日もため息とともに、一日が始まる。

5月29日

2007-05-30 01:32:24 | Weblog
母が居たときと、居ないときが、
今日でちょうど、同い年になりました。

だから何ってわけじゃないけど。

少し、いつもと違う気分で、生きてみた日。

とてつもなく不幸だったような、
どうしようもなく幸福だったような、
16年前を、すこーし思い出してみる。

ありがとう。
おめでとう。
ごめんなさい。
さようなら。
こんにちわ。

いっぱい、出会えますように。
おそれませんように。
目の前の幸福に、いつも喜べますように。
いろんなことを、受け入れることが出来ますように。
たくさんの愛を信じられますように。

もっと優しくなれますように。

もう少し、やさしくなれますように。

距離感

2007-05-16 02:17:18 | Weblog
距離感。
私が人間関係において、一番大事にしようとしていることだ。

それでも、それは人それぞれだから、私の思いは関係なく、
いきなり剛速球を投げてくるやつ、
どかどかと、土足で踏み込んでくるやつ、
様々に、いる。

いきなりそんなこと言われたって、
どーしろっちゅうのさ。

いきなり泣き出されても、
何をしろっちゅうのか。

わからない。

私は、それを暴力だと思う。

私は私の愛する人にしかそうされることを許したくないし、
私は私の愛する人にしかそんなことはしたくない。

悪い、博愛主義にはまだなれん。

絶対にない

2007-04-12 01:06:56 | Weblog
君がぽつり言うんだ。

「忘れちゃうって事はないよね?」

それは、それだけは断言できる。

「絶対にない」

たとえば、思い出すことが少なくなるかもしれない。
今みたいに毎分毎分、毎日毎日、考えることはなくなるだろう。

でも、絶対に、忘れることはない。

急に襲ってくるいろんな記憶に
立ち止まったり
胸を締め付けられるような
泣き出したいような気持ちになったりもする。

思い出したときは、思い出せるようになったとき。

そのことを思っても、自分が潰れないだけ成長した証拠だよ。

日々の生活に流されても
忙しさに巻かれても

ふと、よぎる。

だいじょうぶ、忘れないよ。

少し、祈る。

ああ、無力

2007-04-02 22:33:56 | Weblog
何もできないということを、
受け入れるのは、とても苦しい。

でも、何もできないことのほうが、圧倒的に多い。

上手に、人の助けになるということは、
さりげなく、その人を支えるということは、
なんと難しいことだろう。

いきなり、高校生の頃の自分に戻る。

空白がぽっかりと襲ってきて、
いきなり無力な自分に引き戻される。

少し大人になったかな、とか思っていたんだが、あまいあまい。
そんな簡単には大人にはならんのですよ。


あぁ、無力。
そのことが少し悲しい日がある。

おうちに帰ろう

2007-02-24 00:40:08 | Weblog
朝だって、
朝日が差し込んでこない部屋だけどさ、
昼間でもさぁ、
電気をつけないと暗いような部屋だけどさ、

おうちに帰ろう。
一緒に、おうちに帰ろう。

駅から、てくてくてくてく、
たくさん歩かないとたどり着かないような家だけどさ、
夜中だって、バイクの音がびゅんびゅんうるさいような家だけどさ、

おうちに帰ろう。
一緒に、おうちに帰ろう。

冷たいビールと、温かいごはん。
何気なく流れるテレビの音。
タバコの煙。


ぬぎちらかした服の山、靴下の合い方が見つからない。
君の持ち込む小さな枝と、私がばら撒くたまねぎの皮と、
埃だらけの家だけどさ、

でもさ、でもさ、

おうちの帰ろう。
一緒におうちに帰ろう。

すぴすぴと眠る君の寝息。
上下する、私の胸。
暖かい布団。

おうちに帰ろう。

うたうこと

2007-02-20 23:50:59 | Weblog
表現することは、難しい。

人と絡むとなおさらだ。

表現することは楽しい。

人と絡むとなおさらだ。


表現することは尊い。

人と絡むとなおさらだ。


うたうこと。

思った以上の勢いで私を攻めて来た。