ささやき

㈱東産業の採用担当

『マニュアル』

2009-10-23 18:03:33 | Weblog

  マニュアル…
  学生諸君でも一度は聞いたことあると思います。手引書、説明書、
 取扱書、ノウハウ、それらの意味合いを含んだ言葉だと考えて下さい。
 

  本格的に就職活動が始動しようとしている中、大手予備校は就職の
 ための講座を数年前から開催しているそうです。エントリーシートの
 書き方から始まり、一般常識対策、面接での対応の仕方等々内容は
 多岐に渡っています。
  まさしく、就職活動のマニュアルを伝授するものですね。


  この講座の是か非かは敢えてここではふれません。全てニーズがある
 から開催されているのですから。必要と考えれば必要な所だけ選択し
 利用すれば良いのであって、学生諸君にとってはとても心強いと思い
 ます。
 
  ただ、それぞれの人生に「マニュアル」なんて無いように、就職活動
 にも「これだ!」と言うマニュアルは無いと思います。情報として知って
 おくと良い事は多々あるとしても、最後は「自分自身」なのです。
  せいぜい参考程度に留めて置くのが良いと思います。
  

  当社でも、これから採用に向けて始動します。
  これからどんな学生と会えるのかと、今からワクワク、楽しみです。
  

  そうそう、当社の採用においては、企業説明会から最終の面接まで全て
 「普段着」で参加なのです。だからか、昨年度の学生達から、「これだけ
 自分自身を出せた面接は初めてでした。」と感想を多くもらいました。
 
  内面を着飾ることも、模範回答することも、優等生ぶることも全然必要
 ないですよ。有りのままの自分自身で!

  

『流星群』

2009-10-22 18:42:11 | Weblog

  今夜は流星群が良く見えるそうですね。数年前、流星群が
 現れた時は一生分の流れ星を見た記憶があります。
  また、たくさんの流れ星を見て、抱えきれない程の願いを
 したいものです。
  

  さて、今回はあるホスピスに勤務する看護師の話からです。
  彼女曰く「映画『おくりびと』が世界中に受け入れられたのは、
 その役割がただの「死体」を『死者』に還すからなのです。・・・
 ホスピスも同じ精神、病だけを診るのではなく、病を受け入れた
 その人、全てと向き合う・・・」
  
 
  そう話している彼女は、「今のままの看護でいいのか?」「他に
 もっと実情にあった看護があるのでは?」と常に自らに疑問を呈し
 進学等の地道な努力を重ねながら仕事に取組んだ結果として、ホス
 ピスで働いています。
 
  まさしくプロですね。
  

  『おくりびと』・・・簡単に説明すれば、死者を棺に入れる
 納棺師です。アカデミー外国語映画賞を取ったので皆さんもご存知だ
 と思います。
  観ていない人の楽しみを奪うのも良くないので、多くを語りませんが
 是非とも観て下さい。

  死を考え、死と向き合うと言う事は、即ち「生」と向き合う事と同じ
 なのだと実感出来るはずです。

  それにしても、最近涙もろくなったものです・・・