こそあどの森の物語 ぬまばあさんのうた 2009-11-15 14:13:59 | ナ~ 岡田淳著:理論社 ぬまばあさんはおそろしいおばあさんで、子どもを見るとつかまえて食べてしまう。 そんな歌がずっと歌い継がれてきました。双子のキャンディーとクッキーは、そのぬまばあさんにつかまえられそうになりますが、あぶないところで逃げることができました。 ある日、ぬまばあさんの住むあたりにとても美しい「夕陽のかけら」を見つけた双子は、スキッパーを用心棒にして「夕陽のかけら」を探しに出かけます。 「待つこと」にただひたすら生涯をかけたぬまばあさんの悲しいお話でした。
おとうさんのちず 2009-11-09 19:42:31 | ア~ ユリ・シュルヴィッツ著:さくまゆみこ訳:あすなろ書房 戦争で家を失い、故郷を追われ、他人と同居する不自由な暮らしを強いられた少年は、ある日、パンを買いに出かけた父親がパンを買わずに地図を持ち帰ったことにたいそう失望し、父親に対して腹を立てます。 しかし、部屋に飾られた世界地図を見るうちに、彼の心は満たされていきます。 ただそれだけの5分足らずで読めてしまう絵本ですが、大きな大きな意味を持つ絵本です。