*映画「2001年宇宙の旅」についての比喩的考察* (続き)
ストーリーに沿って、ミロクの翠さんのたどった人生、心霊体験との共通項を探っています…
7. コンピューターのハルに勝利した船長は、木星探査の本来の目的を知り、単身船で木星に向かう
木星近辺で空中に浮かぶ、巨大なモノリス (磁性のある謎の石板) に出会う
船長は引き込まれ、どこかにワープしてしまう
私の考える比喩
船長=翠さん(=イブ=ミロク)
モノリス=幽体 (気のもや) を作る気の粒子群が直立自転をしていて、磁性や波動が整っている、理想的な安定した状態を表す
木星=自転傾斜角が3度で、0度の直立に近い
翠さんの幽体の安定と、丹田の完成を表す
ワープ=翠さんの波動の上昇、神の分けみたまが丹田に入ったことを指す
比喩的解釈
イシヤのエディと和解し、親友になった翠さんは、魂の兄のアダム=キリストに導かれ、毎日のように多くのサタン退治をしていた
やがて彼女の幽体のおなかにある丹田が、博愛の心で整い、真球状になると、担当の神の分けみたまがある日、霧状の球体になりやって来て、彼女の丹田に入り、納まった
以後、神の分けみたまは常に彼女と共に有り、直接心で対話できるようになる
(神の分けみたまは、丹田への出入りは自由)
8. 船長はどんどん年を取り、気がつくと不思議な空間にいた
そこは貴族の屋敷の一室に似た、真っ白い明るい部屋で、老齢の彼はベッドで寝ていた
=翠さんは丹田に入った神の分けみたまと、親しく心で話せるようになり、宇宙や神の始まり、幽体や気の仕組み、
その他の謎について明かされ、また転生前の記憶がよみがえり出し、ノートに記録し、どんどん知識が増えていった
(=老人のように、物知りになっていった)
彼女は何でも相談できる神の分けみたまと共に居ることで、衣食住の足りた貴族のように、不満がなくなり、心が安定した
いかがですか
7.~8.は映画の中でも最も難解な部分ですが、こう比喩的に考えると、なんとなく、意味がわかる?のではないでしょうか…
むろん、作者の小説家や監督がこの事を知っていたはずはありません
映画の製作裏話によると、2人は作者の短編小説などを元に話を組み立て、更に何度も話し合ってアイデアを出し合い、結末までのストーリーを新しく作り上げて行った
小説家は最後の場面を決定するのに、何通りもやり直し、苦しんだそうです
そして、せっかく彼が画面を説明するナレーションを、ストーリーに沢山入れたにもかかわらず、
監督の裁断でほとんどの解説がカットされ、あまりセリフのない、非常に難解な映画に仕上がってしまったのだそうです
その方が、画面から受ける視覚的な印象は大きくなりますし、観る人に考えさせますが……
さて、ではその、小説家が悩んだ最後の場面は……
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