ちくちくの森から~

シュバルムの森への熱き思い。

ワインとお菓子と私

2007-10-26 | スウィーツ
これにあと愛?があれば、幸せ!

決して呑み助ではないのですが、
ワインがあるとつなたい私の手料理も数段美味しくなる気がしています。
もちろん、外でのお食事にワインも欠かせませんが。

これは、夏にいったアスマンズハウゼンの赤ワイン。
観光地で有名なリューデスハイムから山ひとつ越えた所にあります。

かの有名なゲーテが愛したワインだそうです。。。

知床に行ったらカニでしょう!
と同様、アスマンズハウゼンに行ったら、赤ワインとケーキです。
(私だけ??)

ワインに合わせたのはこちら。
というより、カフェでケーキも食べたい、ワインも飲みたい、と
なった結果がこうです。(笑)

         

ちょうど、この時期に旬だったプラムのタルトです。
出来立てを切ってもらったので、形崩れてます。。。
土台のタルト生地はクラッカーのような、固いピザ生地のような
サクサクとして甘みのないものでした。
上にシュトロイゼルがかかってありますが、こちらもこんがり焼けて
プラムの甘酸っぱさを少し補ってくれるくらいの甘さ。

         

キルシュトルテ。イースト生地の土台。
サワーキルシュの上にシュトロイゼル。
缶詰ではなく、生のキルシュから作ったと思われます。
こちらの方が甘めな仕上がり。
でも、キルシュのすっぱさが爽やかです。
土台がボリュームあって、お腹も満足。

観光客賑わうレストラン・カフェで、
地元のワインに合わせて(偶然?計画的?)ケーキを揃えているなんて
心憎いな~!と感心してしまいました。

ワインとチーズケーキも美味しそう、と書きながら
食いしん坊の私は考えています。。。

陶芸市

2007-10-08 | 大好き!
シュバルムに行ってきました。
4年ぶり?でしょうか。

10月3日、統一記念日はシュバルム・チーゲンハインでは恒例の陶芸市です。
開始早々に到着したので、まだ人も少なめです。

シュバルムの郷土博物館が開催場所です。

     

常設展示室にうまく陶芸を展示しています。

     

今回のお気に入りはこれ。
でも、展示用に1セットしか持って来ていないということ。
窯元まで行かないと買えない模様。
どうしようかな。。。。

     

陶芸、ではありません。
さすが郷土博物館。
この地方の人たちの昔の生活を一片を実演で見せてくれています。

麻の糸を紡いで、丈夫な麻布を織ります。


     

シュバルムの民族衣装に欠かせない?ニットの白いハイソックス。
柔らかくって、暖かそう。


     

もちろん、刺繍作品も、あります。
こちらは、販売していました。
おそらく、シュバルムの方が作られたものを、博物館で売っています。


     

これは、かなり昔のもの。
ベッド周りのリネンです。枕カバーでしょうか。
洗濯して、使い込まれています。
刺繍とは、こういうもの、ということを教えてくれます。


     

博物館の外で、おじさんが鹿肉を炭で焼いて、売っています。
パンとあわせて1ユーロ。
しっかりと美味しくマリネした小鹿の肉は、歯ごたえがあって
とっても美味しかったです。

     


実は、刺繍と同じくらい楽しみにしていたのが、コレ。
地元のご婦人お手製のケーキが食べれる特別カフェ。
これはリンゴケーキ。
リンゴの甘さは素朴で、美味しい粉の味を味わいながら楽しみます。


     

名前を聞くのを忘れてしまいました。
バタークリームと蜂蜜をサンドして、またまたバタークリームでデコ。
かなり、ヘビーですが、バターが美味しいので、不思議とたべれちゃいます。


刺繍で、かなりへこたれていた最近。
シュバルムに行ったら、少し元気になりました。
カメさんのようにのんびりと。
でも、着実に。やっていこう、と。





かほりのイレモノ

2007-10-04 | 大好き!
気分は夏だったはずなのに、出来上がったらもう10月。

石鹸もしくはポプリを入れて、そっと箪笥に忍ばせてほしいな、と思い
大切なお友達を想いながら刺しました。

「かほり」が何気なく、
引き出しを開けるとき、閉めるときに、そっと鼻腔に届く。
そんなイメージで、ステッチを選びました。

ポプリや石鹸の色が透けて見えることも意識して。

           

紐はステキな純白のリボンを探したのですが、
こんな田舎に気のきいたものがあるはずもなく。。。
探した私がバカだったわ、とテクテク歩きながら思い、
ええいままよ、と共布でチクチク作りました。

       

お友達が気に入ってくれると嬉しいですが。
届くまで、ドキドキです。

パネルに刺繍。
長方形なので、全て直線のため、織糸をカウントしながら刺しました。
おかげで等間隔で刺せています。
表のみ刺繍。
口の処理は、かがり縫いをせずに、Kaestchenステッチをダブルで。
洗濯してもほつれない、はず、です。。。
糸を引きすぎて、土台布をゆがめてしまうことがあったので、
そういうことがないよう、優しく、でもゆるすぎず、に刺しました。
この具合、感覚で覚えておきたいです。