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やきもの通りのたね

笠間焼のやきもの通りでたねを焼いてます。

窯出しです

2018-04-13 05:58:23 | 日記
窯の火を止めて1週間が過ぎ、外気温と炉内がほぼ、同じ温度になったので、穴窯の窯出しをしました。
納得行く窯焚きが出来ず、不安な窯出しですが、時間もないので戸のレンガを崩し、3時間で出しました。
予想通り、後ろは温度が上がっていませんでした。緋色の出も悪く、灰の色も鈍いです。火前はまあまあの出来で、救われました。そして、今回の試みの灰粉引きは良い出来です。
後ろの部屋が原因なのは、間違いないので、検討が必要です!

笠間焼陶芸修業工房オープン

2018-04-06 15:13:20 | お知らせ
毎年、やきもの通り商店会が主催している、登り窯祭り会場の奥田製陶所の登り窯を含んだ工房が笠間市に
提供されて、陶芸家を目指す若者に貸し出されました。
笠間陶芸修業工房、ニド。イタリア語?で、巣、ということです。
初年度は5人の女性が入りました。3年単位で、奥田製陶所の店舗で作品の展示販売も出来るそうです。
市長や陶芸美術館の館長が来てご挨拶がありました。

穴窯終わり。

2018-04-06 06:41:11 | 日記
5日間の穴窯焼成が、無事に終わりました。今回の助っ人は笠間陶芸大学校の生徒さんで、先輩陶芸家さんの息子さんです。はじめての1人窯焚きに不安そうでしたが、一生懸命やってくれて、本当に感謝です!
窯の調子はというと、後ろの部屋を空にしていたのを忘れていて、気がついた時は1000度を過ぎていて、止めるわけにも行かず、そのまま焚いていたのですが、その影響が1150度からあきらかに出て、2日間横ばいになってました。今回は窯奥の棚は釉薬ものを詰めていて、1000度過ぎて止めると動き始めた釉薬が剥離してしまうのです。
前回、友人が後ろの部屋を使ったので、きれいに片付けてくれていて、通常は棚を空組みしてました。
大きなエアダンパーを利かせた状態で、粘りました。益子の友人ものぞきに来てくれて、色々やってみました。
2月の浜田窯のとき、見せてくれた、後ろの部屋に薪を落として、前の部屋に熱を溜める、もやってみましたが、効果は有りませんでした。
結局、完全に酸化になるくらい、空気を入れながら9番ゼーゲル錐を倒して、その後攻め焚きに入りました。
引きの悪い状態の攻め焚きは、薪入れも火が噴いて、過酷なものになってしまい、助っ人さんも衝撃を受けていたようです。
なんとか、反省点を確認して、5日目の朝に窯焚き終了しました。
窯のまわりの満開の桜も、煙突からの黒煙で煤けてしまいました。

穴窯焼成、始まりで。

2018-04-01 17:43:06 | 日記
自分の穴窯の焼成が、ようやく、始まりました!窯詰め中に京都の時の友人が、笠間に視察に来られていたので、4月に入ってしまいましたが、楽しい時間でした。
そして、桜も満開です。初日は、炙りですので、花見しながらの窯焚きです。しかも、1日、13才の息子が窯焚きしてくれて、ちょっと、幸せです。
バイト代目当てですが、頼もしいです。