(普通形)とは限らない
*イメージと違って、100%~と言えないという意味。
「~からといって、・・とは限らない」「必ずしも・・・とは限らない」をよく使う。
【イントロ】
板書)お金持ち
T:お金持ちを見て、何をイメージしますか?
S:幸せ。何でも買えます。・・・
T:お金持ちはみんな幸せですか?
S:いいえ。
T:そうですね。そうじゃない人もいますね。
イメージはお金持ちですが、そうじゃない人もいます。
この時、お金持ちは幸せだとは限らない、と言います。
100%の人が幸せではなくて、幸せじゃない人もいるという意味になります。
T:値段が高いものは、みんないいものだとおもいますが、そうですか?
S:いいえ、値段が高いものはいいものだとは限りません。
T:日本人と聞くと、みんな納豆が好きだと思いますが、そうですか?
S:いいえ、日本人はみんな納豆が好きだとは限りません。
T:学校で先生の答えはいつも正しいですか?
S:はい。
T:いい学生ですね。でも、先生の答えはいつも正しいとは限りません。
ですから、注意して聞いてください。
T:日本語が上手だったら、専門学校に合格できますか?
S:はい
T:いいえ、そうじゃない人もいますよ。
日本語が上手でも、専門学校に合格できるとは限りません。
強く言いたいときは、「日本語が上手でも、必ずしも専門学校に合格できるとは限りません」と言います。
S:どんな人ですか?
T:そうですね。出席率が悪い人はだめですね。
それから、面接でその学校を選んだ理由や日本に来た理由をしっかり話せない人がダメですね。
※「ないとは限らない」の形は「かもしれない」に近い意味を表す(『中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック』)
p.214 (8)a.難しい病気だが、治療すれば治らないとは限らない。
b.難しい病気だが、治療すれば治るかもしれない。
練習問題(「~とは限らない」を使って答える)
1.お年寄りは肉料理を食べないでしょう?
→お年寄りは肉料理を食べないとは限りません。
2.好きな人と結婚できたら、幸せになるでしょう?
3.女性は毎日化粧するのが大変でしょう?
4.いい大学を卒業すれば、きっといい会社に入れますよ。そうでしょう?
5.××人はみんな○○ができるでしょう?
6.××人はみんな○○が好きでしょう?
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