眼鏡を借りて・・・

１２・１・７

自分をコントロールする、
或いはコントロールできる。

言い換えれば自分を思い通りに動かすことができる。

もっと言えば思い通りになる、思い通りに出来ると云うことです。

私の私淑する中村天風師は
「思い通りになるのが人生だよ！」とおっしゃっている。

作家の井上ひさし氏の著書「井上ひさしの作文教室」（新潮文庫）
岩手県一関市で３日間開催され、収録された本です。

２日目が終わって参加者が提出した作品を３日目に講評をする。

３日目の当日午前５時までかけて読み終え、講評を書いている。

ほとんど寝ていない。そして次の講座で発表している。

受講生の作品をそれほど熱心に読んでいた。

井上氏はある使命感があり熱心に集中して読んだ。
ねむけをコントロールした。コントロールできた。

井上ひさし作文教室を思い通りに実施した。

そして思い通りの人間が育った。育てた。

私淑する中村天風師の眼鏡を借りると見えるのです。

折り紙を折り続けた結果

「わかった！」と云うのはそう云うことなのです。