もいさん日記

漫画とボステリの写真と。

レオンが虹の橋を渡っていきました。

2019-09-02 12:17:19 | ニッキ
9月1日、早朝4時10分、
父と母に看とられて、レオンは虹の橋を渡っていきました。

数年前に肥満細胞腫に罹患して、薬による治療を続けていました。
腫瘍は一時は小さくなり、このまま消滅するかと期待していましたが、それは無くなることもなく、ずっと薬物治療は続いていました。
でもレオン自身はとても元気で、食欲もあり、トイレだって必ず外でしていました。
老犬だし、今後よくなることはないのだから少しでも現状を維持できて、レオンにとって最良に過ごせていたらそれが一番と思っていました。

日ごろのレオンを見ていたら、毎日穏やかでした。
マイペースで、食欲旺盛で、おやつの犬用ボーロが大好きで、かまって欲しがるくせにしつこく迫ると逃げていく。

その後、肝臓も悪くなっているとお医者に言われていました。
亡くなる数日前にはもう、ほとんど何も食べられなくなっていました。
水も飲んだら吐き戻してしまう。

病気のせいも少しはあったかもしれません。
でも死に顔は安らかで、本当寝ているようにしか見えないのです。

「レオン」と声をかけたら、
「何?」って、顔を持ち上げそうで。

本当にきれいな顔なのです。

悲しくて悲しくてしかたなくて、昨日から涙が止まらないのですが、レオンは立派に生きたのです。
もう少しで15歳を迎えるところだった。
大往生だと思うのです。
あんまり泣いていたら、レオンも戸惑ってしまうと思う。
私たち家族の感情にとても敏感な子だったから。

レオンとの、楽しい思いでばかり出てきます。
スキップするように軽快に階段を下りる身軽なレオン、
振るえるお尻がかわいくてしかたなかった。
ボーロを使ったどっちだゲームでいつも私の両手をボロボロにしてくれたレオン、
おもちゃを投げると絶対返してくれないレオン、
いびきがうるさすぎてテレビがまったく聞こえないこともしょっちゅう。
レオンのすべてが愛おしい。
犬くさい息すら愛おしかった。


まだまだうちの子とも遊んであげて欲しかった。
既にそんな余裕はなかったけども。
うちの子はレオンが大好きでした。
自宅でも、廊下や部屋の中を指して「わんわん」と言います。
見えない何かをナデナデしています。
見えない何かに抱きついてお散歩しています。

たぶん、遊びに来てくれているんです。きっと。
私も見たいなぁ。
きっと若かった頃のように、軽快に走り、色々なものを見たり、聞いたり、そして生前できなかったうちの子の相手をしてくれているんだと、思うのです。

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