確率理論

この世に何人、人間がいるんだろうか？６０億人だったかな？ま、統計なのか、推測なのかはっきりした数はわからないんだろうけど。そのうち何人８０歳くらいまで生きて、何人が２０歳くらいまでで死んでしまうかなんて統計なんかで出てるんだろうけど。後、生きてる人間のうち何％が結婚して子供をつくるのかなんてわかるんだろうね。

更に、戦争に賛成する人、反対する人の割合とか、いじめっ子になる奴、いじめられる方になる奴の割合とか、いろいろ区別していくとごちゃごちゃしていって人間の運命を学問で予想しようなんて簡単にはできないだろうな。占いなんかに頼ろうとする人も結構いるんだろうけど。

でも、人を幸せな気分にする人とそうでない人を区別、予想するのは世の中を安定させていくためには重要なんじゃないかと思う。地球がいつかは終わってしまうとしても、人間が生きている間は幸せに暮らしたいじゃないか。自分が生きている間のことだけを考えればいいじゃないか、という人もいるようだけど、子供の将来を考えるのは人間の本能だと思う。

お利口な人たちは、他人を攻撃することや（侵略戦争みたいな）、先を悪く予想すること（反戦は感情論だみたいに言う）が好きみたいだけど、多分、憎まれっ子世にはばかる、みたいなオカルト格言？を信仰しているんだろうな。実際、そういう人が世の中で言う勝ち組になったりしているみたいだけど（世界最高の金持ちみたいに）、そのうち何人かは悪事がばれて最後はひどい目に遭ったりしているみたいだけど。フセインみたいなのがその典型だと思うけど、そういう割合なんかは数字としてわかるんだろうか？

みんな自分だけは利口だから隠し通せると思ってやってるんだろうな。でも上には上がいるわけで下っ端をスケープゴートにして悪事をうやむやにする奴がいるわけで。自分の周りを見ても悪事をして最後はひどい目に遭った人はいるけどね。そういう人ってばれてないうちは自分が世の中で一番お利口さんだと思って行動しているようだな。後が惨めなのにね。

人間の人生の分かれ目ってどこで決まるんだろうね。星座かな、血液型かな、あと名前とかいろんな占いみたいなことで決まるんだろうか？どんな親から生まれるかなんてことでも影響あるんだろうね。精子や卵子のうちに人生があらかた決まってるなんてね。
同級生を殺してしまった小学生なんかもそんなうちから人生が決まってたんだろうか？親に捨てられたり殺されたりする子もそんなうちから人生が決まってたんだろうか？

親から離れて暮らさなければならなかった人間が、一人前に成長するために必要な何かを備えていないなんてことも、もう親が誰かとか環境で人生が決まっていたとしたら、それを償うなんて誰もしないとしたら、そんな人生になるなんてことが確率で決まっていているとしたら、今起きている悪いことは必然的に起こっているってことになってしまう。

人がどんなに幸せを願って行動しても結果は自然の法則にしたがってしまうんだろうか？
人生に確率変動はあるんだろうか？