「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐」

「スターウォーズ　エピソード3　シスの復讐」（ジョージ・ルーカス監督）

　7月9日、初日に観ました。お台場です。ダースベーダーをはじめたくさんの着ぐるみの人たちがイベントをやっていたわりには、館内は満員ではありませんでした。

　映画は、アナキンがダースベーダーのマスクをかぶる過程を、ふんふんなるほど、と言う風に観てしまいました。アナキンがどんどん暗黒面に引き寄せられていって、正義が負ける話なので、普通のアクション映画のような爽快感はありませんが、よくできた面白い映画です。ラストが希望を持たせた終わり方なので、そんなに暗くはないですよ。
　暗黒面の怖さがよくわかるお話であり、我々の日常生活でも暗黒面は口を開けていますので気をつけましょう、という教育的なお話と思います。
　エピソード4につづく、という感じの終わり方なので、続けてエピソード4からが観たくなります。で、家に帰ってエピソード4を観ようとしたらVHSテープが壊れてました（がっくり）。
　
　6本の中でのベストは何かと言う話になるのですが、映画としての出来はエピソード5「帝国の逆襲」が一番と思います。また一番心に残るのはエピソード4「新たなる希望」ということになりましょうか。エピソード1も意外と好き。

　エピソード1～3についてはすべて逆算で物語が作られているせいか、展開に意外性がなく、盛り上がりにもいまいち欠ける所があると思うのですが、1～3と4～6の間では、至る所で類似のエピソードや似たようなセリフ、あるいは相反するエピソードがちりばめられており、1～6までをまとめて鑑賞しつつ、これらの対応をいろいろと考察するのも楽しみではないかと思います。