MoCA研究所(JL1MCA 無線とコンピュータのBlog)

趣味のアマチュア無線とコンピュータ関連について、忘備録のつもりでのんびり記録

ダイソー自撮り棒に異変! 根元のネジ穴が消えた(その対策)

2017-03-14 23:49:06 | アンテナ自作

自作アンテナ改良のために使用したダイソーの自撮り棒ですが、無線クラブメンバーの受注で大量購入し、いざ配布の段階で根元(手持ち部分の下側)のネジが無くなっている事に気付きました。

右が従来品、左が今回購入したものですが・・・穴は空いているものの、そこには深い闇が広がっています(^_^;)。ネジ穴があったからダイソー商品買ったのにー。これでは三脚に立てられません。

全体外観です。上が従来品、下が今回購入品です。ぱっと見では区別できません。

根元のパーツを外して分かったのですが、店頭にぶら下がっている状態で、見分けるポイントがありました! 根元のパーツ以外はサイズも含めほぼ同じものですが、今回購入のものは、根元部分のパーツの長さ(差し込まれている部分)が長いため、ロッドの下から2段目が完全に収まりません。

従って、収納時の長さが6mmほど長くなってしまっています。

さて、ここからが本題。無いネジ穴は作ってしまえという事で、例の”アレ”を使います。

ホームセンターで購入できる「タナダボ(ネジ山1/4インチ)」の「穴」の方を使用します。カメラ三脚などのネジと同一規格です。

作業手順は、以下の通り。

【1:根元パーツを外すため、ゴムラバーをめくる】

端からめくれば、割合簡単にめくれます。

【2:根元パーツを外す】

パーツはプラスチック製で、パイプ軸の外側を凹ませる形で固定しているので、ドライバなどを使用して少しづつ押していけば取り外す事ができます。

取り外した状態がこちら。内側に6角形になっているので、ここにインチネジの6角ナットを入れるのがベストですが、今回は別の方法で対応します。

【3:根元パーツにダナダボ用ネジを取り付ける】

ネジ取り付けのため、三脚の上に根元パーツを乗せ、内側にタナダボ用ネジをねじ込んで固定します。

これを接着するわけですが、エポキシ系接着剤や金属用パテなどで固定します。今回はグルーガンを使って固定してみました。冷めれば固定完了なので、短時間で作業が済みます。

固定後の状態がこちら。

【4:根元パーツの再取り付け】

根元パーツを元どおり差し込みます。ポンチなどで凹ませれば固定できます。もともと凹んでいる箇所に加え、90度ずらした所も凹ませる事で、ある程度しっかり固定できます。ぐらつきが気になる方は、接着剤を併用するのも良いかもしれません。

最後にラバーを元に戻せば完了です。

右が従来品、左が今回加工したものです。ネジ自体が金属なので、従来品より耐久性があります。所詮根元パーツ自体がプラスチックなので、強度は過信せずに優しく取り扱ってくださいね。この改造が原因で乗せた機器が故障・破損したとしても、補償できませんのであしからず。


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