「まことに知る、智者の手に入るときは
則ち黄葉もまた真金なり」 (白隠禅師)
白隠禅師は、江戸中期の臨済宗中興の祖、駿河の国の仏僧。
物事の価値は、それをどの様に扱うかによって決まる。
智者は、価値の無いと思われるものでも、価値あるものとして
活用することが出来る。
それに引き換え、愚者は、価値のないと思われるものを
生かす術を知らない。
今まで、本当は価値を見出せるはずのものを、
価値のないものとして、
どれだけ切り捨ててきたことだろうか?
知らなかったでは済まされることでは 無かろうに……
笹の葉に 夜風に逆らう 蛍かな
2020.06.08 moai291
