「これ何? 」：花と雑草
「花は愛惜に散り、草は棄嫌におうるのみなり。」
（道元）
見た目が美しい花は、惜しまれて散る。
また、雑草は嫌われてでも何処にでも生え出ずる。
しかし必ずしも、見た目が美しく見える花が「善」で、
雑草が「悪」とも限らないのではないのでしょうか。
確かに、見た目が美しい花は、人々の心を
癒すことに、間違いはありませんが………。
雑草も見方によっては、土壌などを………。
「花」も「雑草」もそれぞれ精いっぱい生きている
と言うことなのでしょう。
人間もまた………。
雑草の美しさにも気づける人になりたいものです。
＊ 置炬燵 今夜は一人 脚広げ
2020.12.08.moai291
