「これ何?」:月影
「月影の到らぬ里はなけれども
眺むる人の心にぞすむ 」 (法然)
月影はすべてのところに射しこんでいるが、
それに気付けるのは、月影を意識して
眺める人のみが知り得ることである。
この様に、仏のひかりは、いつでもどこにでも
差し込んでいるが、黙っていても向こうから救いをもって
来るほど甘くはないと言うのとなのでしょう。
このひかりを受け止められるか否かは、
個々人の信ずる認知力が不可欠と言うことなのでしょう。
*友さりて 遠き声聞く 秋彼岸
2020.10.03.moai291