爺々ネタ?

「これ何? 戦争と平和」(oji3のブログ588)

   「何これ? 」:徳

 「怨を報ずるに徳を以てす」 (老子)

 恨みのあるものに対しても、報復しないで情けをかける。

【閑話休題】:戦争と平和

 先般お亡くなりになられた「瀬戸内寂聴」さん、
終戦を北京で迎え、負けたと知ったときは殺されると思った
と以下のように綴っています。

 北京では、当時蔣介石の軍隊が張って回った張り紙には、
〖仇報恩以〗(仇に報いるに恩を以てす)と書かれていたそうです。

 「われわれ中国人は戦争に勝ったが、日本人に報復しては
いけない」といさめる内容です。

 戦後、焼け跡の残る東京を見て、"これからは自分の手で触って、
手のひらに感じたものだけを信じて生きようと思いました。
それが私の革命です、"と記しています。

   " 新しい憲法は敗戦後、米国に押しつけられたと言うけれど、
負けて勝ち取ったものですよ。

 すごい犠牲の上にできた憲法なんだから。
もしも、日本が9条を守らないようなことがあれば、
世界を欺き、うそをついたことになる。
 戦争しません、しませんって言ってきたのだから……
みっともないことだと思う。"

 "しかし、最近の日本の状況を見ていると、なんだか怖い戦争に
どんどん近づいていくような気がする"と記しています。

戦争が廊下の奥に立ってゐた *(渡辺白泉)
さべつとかいやなきもちがせんそうだ*(斎藤詩歌. 8才)
               *出典:「平和の俳句(小学館)」

  身に入むや父の残した独り言
        2021.11.29moai291

 物事をハッキリ言える人をなくしてしまいました。
  ご冥福をお祈り申し上げます。………

    ”戦争に良い戦争など、絶対にない”
    ”戦争に勝者など、いない”

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