爺々ネタ?

「これ何? 信用金庫」(oji3のブログ764)

   「何これ? 」:財

 「蔵の財より身の財すぐれたり。
  身の財より心の財第一なり。
  心の財をつませ給うべし。」 (日蓮)

  心の財とは、信念か………

【閑話休題】:信用金庫と地方銀行

 信用金庫は顧客と自組織の利益を両立させ、
シェアを拡大しているらしい。

 顧客の事業の成功のため、数値だけでなく経営者の
人柄まで考慮に入れて融資する。

 売れる商品でも投機的なものは扱わない。

 信用金庫のそうした真摯な姿勢は、地元企業からの
信頼を勝ち取り、さらなる取引につながっているようです。

 一見非効率そうでも、結果的には利益を生む循環には
納得できるところが多い。

「地方銀行と信用金庫」
(1)銀行(地方)の将来が不安視されている。
  手数料収入や収益の源泉である利ざやが減少し、事業基盤が
  揺らいでいる。
  特に地方銀行は少子高齢化のあおりを受けて厳しい。
  地銀は、低金利や手数料収入の減少といった環境のもと、
  根本のビジネスモデルが崩壊して来ている。

(2)信用金庫は顧客本位の業務運営が評価され、シェアを拡大している。
  信金間の連携も進み、地域を越えた顧客支援も活発。

(3)信用金庫は利他的な経営を貫いた結果、顧客の信頼を得て
  顧客の利益を自身の利益にもつなげている。

「なぜ信用金庫は堅調なのか」
 信用金庫は金融機関ではあるが、銀行とは組織形態が異なる。
 信用金庫は地域の会員や住民から資金を集めて地域の利益のために
 働く協同組織である。

 預金は誰でもできるが、会員資格がないとお金を借りることはできない。
 会員になるには営業エリアに住んでいるか、働いていることが条件となる。
 信用金庫が大手行や地銀をさしおいて取引先を獲得出来るのは、
 地域に密着したネットワークとアフターケア等の支援の手厚さが
 評価されているためと考えられる。

 単純な利益追求を良しとしない金融機関としての根本姿勢がそこにある。

 その昔、同級生が地元の信用金庫に就職したので、
ご祝儀?に信用金庫に口座をつくった事を思い出す。

 現在でも普通預金や定期預金がある。
1000万円までの預貯金なら、金融機関が潰れても
利子を含めて保護されるので安心感はある。

 地方銀行は、大口顧客は都市銀行に囲い込まれ、
小さな企業は信用金庫・信用組合等にとられ、
苦しい現状にある。

 地方銀行の生き残りは、困難な現状がある。
金利の利ザヤで稼ぐモデルは、もはや消滅している。

 地方色を、銀行として如何に出していくかが
鍵になるのでしょうが、具体策が見つからない。
具体策は「脚下照顧」、足下あたりにありそうなのですが…………

 ●ウクライナへの間接的支援のために「節電」しましょう(3/15:ブログ
  我が家の節電等:(懐かしのポットンWCでおつりが~…?なんじゃそれ……)

 * 糸蜻蛉むかし馴染みと無駄話
         2022.05.24/moai291

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