小さな幸せ

日常の中で見つけた小さな出来事をおすそ分け!

大切なもの

2016-04-17 | 日記

          先日の夕方 スーパーでのこと

         4~5さいくらいの男の子が 「お母さ~ん  おかぁさーん」と泣き叫びながら 

         スーパーの中を走り回っている。

         どうやら 迷子になったらしい。

         少しして 仕事帰りのお母さんとおぼしき黒いスーツ姿の女性が 

         走ってその子のところまで行ってその場は収まった。

         その女性のとった行動が 私には不思議で仕様がなかった。

         泣き叫んでいる子供に対して ここにいるよのアピールもなければ

         抱きしめるもなく 叱ることも 諭すことも何にも無く そそくさとその場から離れてしまった。

         まったくの 無表情!

         レジで偶然その親子の後ろに並んだ私は またもや 唖然!

         子どもが 「おかあさん もうどこにも行かないでよ」と言っていた。

         さっきの迷子事件は 子どもが勝手にどこかに行ったのではなく

         子どもが何かに夢中になっている時に 親の方がその場からいなくなっていたようだった。

         それから

         子どもが 「このおにぎり なんの?」

         と聞いても 親は全然答えない。

         「ねえねえ なんの?」と4~5回しつこく聞いてやっと 

         「〇〇のためのよね」と答える。まるで怒っているみたい。

         ほんとは中の具がなんなのかを知りたかっただけなのに 答えはとんちんかん。

         単なる 思い違いだったらいいのだけれど 親が子どもをしっかりと見ていれば

         あんな 会話にはならなかったのでは…。といらぬ心配をしてしまった。

         仕事帰りで疲れ果てていたのだろうけれど。

 

         

 

         子どもは何度大人に裏切られてきたのだろうか?

         大人はついつい 時間をあせるあまり 子どもをせきたて

         大人の都合に無理やり合わせさせるけれど

         子どもにも都合や言い分はありますよ、ただ上手に言えないけれど、

         と 思っているのではないかなぁ。

 

         子どもをどこかに預けて仕事をし 時間に追われ 慌てふためきながら

         きれいな洋服を着て すてきなバッグを持って すごい車に乗っていることが

         だいじなの?

         少し節約をして 一緒に子どもと空をみたり  遊んだり 本を読んだり  歌ったり。

         目をみて話すこと 何を思っているかを考えること

         そんな中に 大切なものがあるんじゃないなかな?!

         と 古いおばさんは 思ってみたのでした。

         色々な 価値観 考え方があるけれど  1番大切にしなければならないものはなんでしょう。

 

 

                

 

                    

          大好きな  ラナンキュラス  花びらはいったい何枚あるのでしょう?

         

         

 

 

 

 

 

 

 

 

この子は今までに 何度こんな思いをしたのだろう?

         迷子事件だけではなく 何度大人に裏切られてきたのだろうかと思うと

         

         

 

         


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