今月はまた、仕事でビエンチャン市の郊外(遠いところは車で3時間)へ
通っています。同じビエンチャン市内と言っても街中とは別世界で、
雨季には川になってしまうようなデコボコの赤土の道を、今にも落ちそうな
橋を越えてたどり着くような、電気も水道も無い村がたくさんあります。
そこの村人との会話から、生活の苦労は伺えますが、それ以上に、
羨ましいなぁ・・・という気持に、いつもなってしまいます。村全体が
大家族のようで(犬、猫も)、誰かに必ず見守られて生きている。自分の
目の前で育った野菜、果物、動物の肉を食べ、太陽の光と、土と緑の匂い
に囲まれている・・・それらが全て無い私の生活は、直感的に異常だ!
と、村から帰ってきた日は、いつも思うのです。
さて、村訪問は、そのように自分の生活を客観的に振り返ることも
出来る、とても貴重な体験なのですが、村の皆さんとの会話からも、
はっとさせられる事が多々あります。
先日、ある村の村長さんは、
‘教育(健康教育)に終わりは無い。忘れないためにも、
新しいことを学ぶためにも、ずっと続けていくものだ’
と、話され、ドキッとさせられたのでした。
明日も村へ行きます。どんな方々と出会うことが出来るのだろう・・・
(写真:郊外の橋。渡れるかな?)