女性だけてなく男性にもある更年期障害。
その2です。
更年期による身体のトラブルの大きな原因は、年齢による臓器の役割の終了等から来るもの。
その中でも子作りや妊娠に関係する、子宮や睾丸等の働きは、年齢が上がるにつれて減退してゆきます。
ただ更年期による身体のトラブルは、男性はゆっくり長期にわたるようですが、女性は比較的短い5年~10年に起こるため、特に時期を感じやすいようです。
症状、原因は単純ではないですが、女性の場合は子宮の機能低下によるホルモン分泌の変化と、脳の指令とのギャップが生じます。
更にそこから来る、ホルモンや分泌物質のバランスの崩れが、体調の変化と神経バランスを引き起こしたりするようです。
つまり1つの変化から、二次的三時的な変化を生じトラブルとなっています。
一例として、女性の膣内は通常はpH3~4の弱酸性に保たれ殺菌効果が働いていますが、更年期による変化でそれが中性に傾き、殺菌効果が薄れる等と言うことが生じます。これもホルモン変化による影響の1つです。
ですので、ホルモン不足かーと思って、安易にホルモン剤等を用いると言うことは、要注意です(時にはホルモン剤等も必用ですが)。
そこで私達は、それ以外に出来る事もあるので、それを考えて行くことも大切です。