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精神の疲れを取るために、先日「BS放送」からHDに録っておいた往年の名画を見た。
いまはもっぱら「時代小説」に凝っているが、18歳で上京した下宿時代の4年間はもっぱら
「海外小説」にのめり込んでいた。
河出書房新社から出ていた海外物で、H・ヘッセの「車輪の下」からはじまりアルバイトを
しては文庫物でなく全集物がささやかな4畳半のステータスになっていた。
とくにヘミングウエイは「陽は又昇る」から虜になり「誰がために鐘は鳴る」は駿河台下の
名画座でみたあの「イングリッド・バーグマン」の宝石のような瞳に胸が高鳴った。
あんな時代にこんな映画を作った国と戦争をしても勝てないと、何となく納得した物だ。
焼酎に梅干しをいれてお湯割りにして飲んでいる今、少しは精神の疲れが取れたようだ。
それにしても、検察、マスコミと戦っている「小沢裁判」はこのまま無罪となるだろうか。
なぜかニコニコして公共放送で「80議員数削減」を平然と宣う精神構造に自分の方が
おかしいのだろうかと疑ってしまう。
また疲れる。
本当に鏡に映したみたいだね、我々を。
いつ頃になって「望月会」であって、「おまえは誰だっけ?」となるのかなあ。
車で行って、カーナビの通りに走っても行き着けないことがあり得るね。
今年は特に大雪だそうだが、無理しないで。