高校を卒業したばかりの時に・・・
その時「彼」だった相手が誘ってくれたデートの場所は「美術館」
その時、どんな絵が展示されていたのかさっぱり覚えていないのだけど・・・
親子でその美術館に来ている人がいて・・・
その母親が、小学生の子供に言ってました。
「絵は目で見るモノではないんだよ。
心で見なさい。だから、感じたままの感想で良いんだよ」
子供は不思議そうな顔をしていました。
私は・・・その話を「彼」にして、いつか自分に子供が出来たら、そういうことが言える母親になってみたいと言いました。
残念ながら「彼」とは縁がなく、今のダーリンではありませんが・・・
その頃は、トールペイントも知らなかったし、美術には疎い方だったので・・・
(たぶん、「彼」もそんなに美術に詳しいわけでは無かったと思うのだけど)
でも、それをきっかけにしたのか、前後して私は美術系の月刊誌を目を通すようになり、イタリアやエジプトなどに
行きたくなったのです。
イタリアではボルボッティリの「ヴィーナス誕生」の絵を「テロ」の関係で見ることが出来ず
今日も子供達と出かけた美術館は・・・改装中にて閉館でした
夏休みの日誌に
「2009年3月まで閉館です」と書かれていたのに・・・見間違えて
「2009年の3月で閉館です」と思いこみ・・・
慌てていったのに
仕方がない・・・
明日以降違う美術館に行くか
作品展に行きます~
「彼」とはお互いが結婚してから会っていないのだけど
(厳密にはもっと前から会っていないですが・・・)
高校時代の同級生でもあるので風の便りに良いお父さんになっていると聞いています。
あのとき「美術館」に行かなければ今の私は存在しないのかもしれないね・・・