久しぶりに曽野綾子さんのエッセイを読みました
「一人暮らし」と「身辺整理、わたしのやり方」の2冊です
巻末の著者紹介のところを見ると8歳年上、91歳でいらっしゃるようです
彼女の老後に関する本はその生活ぶりから学ぶことが多く納得しながら読み進みます

アフリカの過酷な生活事情を見てきた著者からは日本ほど恵まれた国は少ないと書いてあります
確かにそうですがそれでも不平不満、愚痴は溢れています
恵まれていることが当たり前になっているのが自分でも分かりました
「全部ひとりでやらなければという緊張感」「段取りをし続けることが基本的な機能を失わせない」
などお料理好きな著者に言われると台所仕事の良さが分かります
「食】について書いてあるところが多いです
誰かと食事を一緒にするのは重要なのではないか
ただしもてなすのではない いつものお惣菜で気楽にという説ですが
家族は出来てもご近所・友人たちはなかなかですね〜〜
「死ぬまで楽をしないのが認知症予防のコツ」という持論
「お客様扱いが基本の老人ホーム生活、病院の入院、すべて高齢者を急速に認知症にさせる要素だと私は思っている。
要は自分で自立した生活をできるだけ続けることが、人間の暮らしの基本であり、健康法なのだ」
「一人の時間を楽しむ」という項では電車を乗りこなす楽しみというのもありました
最近は電車も繋がり過ぎて本当に乗りこなすという感じがしています
一人暮らしに関しては私のほうが長いのですがその潔い生き方が参考になりました
スッキリとして簡潔な読みやすい文章が魅力的でした

私にとっては文字通り終活の指南書のような本でした
若い方が書いた断捨離の本ではなく年上の先達の現実味あふれる本
どのページも参考になりました
でもなかなか著者のように思い切りよく身辺整理は出来ません
思い出のものもあるしもったいないと思うこともあるし・・・
「ものとの別れを深く心にかけない」ということばは突き刺さりましたけど・・
「何かを捨てなければ何かを得られない。年をとるということは切り捨てる技術を学ぶこと」
片付けの仕方というより気持ちの持ち方がまず問題なのだと分かりました
でもなかなかそういう潔い境地には慣れない自分がいます
2冊とも図書館から借りた本ですが後者は買って身近に置いたほうが良かったと思っています
巻末の著者紹介のところを見ると8歳年上、91歳でいらっしゃるようです
彼女の老後に関する本はその生活ぶりから学ぶことが多く納得しながら読み進みます

アフリカの過酷な生活事情を見てきた著者からは日本ほど恵まれた国は少ないと書いてあります
確かにそうですがそれでも不平不満、愚痴は溢れています
恵まれていることが当たり前になっているのが自分でも分かりました
「全部ひとりでやらなければという緊張感」「段取りをし続けることが基本的な機能を失わせない」
などお料理好きな著者に言われると台所仕事の良さが分かります
「食】について書いてあるところが多いです
誰かと食事を一緒にするのは重要なのではないか
ただしもてなすのではない いつものお惣菜で気楽にという説ですが
家族は出来てもご近所・友人たちはなかなかですね〜〜
「死ぬまで楽をしないのが認知症予防のコツ」という持論
「お客様扱いが基本の老人ホーム生活、病院の入院、すべて高齢者を急速に認知症にさせる要素だと私は思っている。
要は自分で自立した生活をできるだけ続けることが、人間の暮らしの基本であり、健康法なのだ」
「一人の時間を楽しむ」という項では電車を乗りこなす楽しみというのもありました
最近は電車も繋がり過ぎて本当に乗りこなすという感じがしています
一人暮らしに関しては私のほうが長いのですがその潔い生き方が参考になりました
スッキリとして簡潔な読みやすい文章が魅力的でした

私にとっては文字通り終活の指南書のような本でした
若い方が書いた断捨離の本ではなく年上の先達の現実味あふれる本
どのページも参考になりました
でもなかなか著者のように思い切りよく身辺整理は出来ません
思い出のものもあるしもったいないと思うこともあるし・・・
「ものとの別れを深く心にかけない」ということばは突き刺さりましたけど・・
「何かを捨てなければ何かを得られない。年をとるということは切り捨てる技術を学ぶこと」
片付けの仕方というより気持ちの持ち方がまず問題なのだと分かりました
でもなかなかそういう潔い境地には慣れない自分がいます
2冊とも図書館から借りた本ですが後者は買って身近に置いたほうが良かったと思っています
母が70歳になって3ヶ月後に胸が苦しい!と言ったのが最後。一夜のうちに亡くなりました。父は73歳、それからずっと一人暮らしをしています。
車は3月中旬に任意保険が切れたので渋々手放しました。
一人で食事を作って洗濯、掃除、田んぼの草刈り、畑とやっています。
元々家を大事にする人で気になって気になって家から出ることはありません。私に主人と離婚して帰って家を継いでくれと何度も言っています。ご近所さんにも言っているので父に苦言を呈する母の友達もいます。
離婚して帰らない私は親不孝かもしれません。
母が他界してから私には父が怖くて足が向きません。それでも長女なので気になって病院に連れて行ったり買物にも連れて行きます。私は妹に召使いとして父と接する事ができると言っています。
現実に待っている田舎の実家の片付け、我が家も後継者がいないので今後を思うと寝れなくなります。
なるようにしかならないとは理解していても現実はそうもいきません。
でもお父様はお一人で暮らしていらっしゃるからこそ家の中にも目が行き届きしっかりしていらっしゃるのではないかしら。
私も一人暮らし25年ですが家族に助けてもらいながらもひとりでいたからまだ大丈夫なのではと思っています。
家族が手を出し口を出していたら駄目になっていただろうと想像出来ます。
あくまで「たら、れば」のことですが。
ありがとうございます!
エッセイもまた楽し を毎回楽しみにしております。
図書館とパソコン教室が近いので帰りに早速2冊借りる事が出来、今はワクワクしています。
気軽に読める本があると精神安定剤みたいで何となく落ち着きます。
これからもよろしくお願いします。
それは嬉しいことを伺いました。
また面白そうなエッセイ、ためになるような、役に立ちそうなエッセイを探してみます。
パソコン教室にはもう長く通っているのでしょう?段々と難しいことを習うの?頑張って下さい❗️
こういう終活の本を読んだら整理したような気になってしまうのが困るのですよ。笑
それに家の中は長い間かかって溜まったものですからそうそうすぐには片付きませんよね。遅々として進まないので半分開き直っています。