尾道市は今月からJR尾道駅内にある観光案内所へ英語対応のガイドを常駐させる。
市が尾道観光協会へ業務委託し、英語に対応できるガイド2人を新たに採用する。英検2級程度の英会話ができる人が対象で、観光案内所にいるガイドと2人体制をとる。費用は国の緊急雇用創出基金事業を活用する。
尾道市内には現在、山陽新幹線新尾道駅の案内所に英語に対応できるガイドがいる。
昨年度に新尾道駅の案内所を訪れた外国人観光客は110人。一方、JR尾道駅には749人が訪れたが、英語に対応できるガイドはいなかった。
市観光課は「尾道には年間約540万人の観光客が訪れる。外国からの客が増える中、英語圏やアジアからの客にきちんと対応したい」としている。
(中国新聞 2010年1月4日(月)14:00)