30分ぼんやりしてると、バスの時間。

名護の街を走ります。

海が見えてきました。

ここからはほぼ海岸線を走ります。
なんてこった。

ずっとビューすぎる車窓。
音楽も聞かずに、ずっと海を見てたけど
何考えてたのか
全然、覚えていない。
そして、辺土名に着きました。

ここで村営のコミュニティバスに乗り換えます。
まだすこし時間があり

無心に出発をまつ。
出発の時間になると
この待合所に一台の車が停まって
おじい

と呼んだら怒られるかな。
運転手さんだ!
「こんにちは」

ニコニコおじい
「どこまでいくの」

「辺戸岬...」

「ん?大石林山は?」

「行きたいな~とは思ってるけど、悩んでる」

事前にこの辺りのことを調べて、気づかないわけがない
大石林山。

でも、辺戸岬から大石林山まで公共交通はなく
歩いて、30~40分くらいかかりそう。
しかも今回は名護で宿泊なので、帰りのバス時間を考えると...
サクっと回れば、次のバスに間に合うか、
それを逃すと3時間後だ。
悩むでしょ?
「なんで?あんな風景、なかなかみれないよ?行ったらいいさ」

こういう時は地元の人に聞くのが一番です。
「どんな行き方がありますかっ」

と、食いつく。
ボクの他には名護から一緒のひとり旅と思われる、青年。

おじいが
「そちら(青年)はどこまで?」

ボクの食いつきっぷりに
ちょっと引いている。
「辺戸岬です。」

あ、良かったら、ご参考までに。
まずは、出発。


ここからはくねくねとした海岸線は
ずっとビューポイント。
しばらく走ると、海の向こうに伊是名島や伊平屋島がうっすらみえる。
おじいにいろいろ相談し、最初に大石林山に向かうことに。
高低でいうと、大石林山から辺戸岬へと下りになるから
途中、歩くなら大石林山からの方が
楽、とのこと。
「言う通りにします!」


「じゃぁ、ちょっと、コース外れるけど」

といって、大石林山の少し手前まで乗っけてくれた。
やったー

ありがとう!と、おじいに手を降って
入り口まで、もうすこし。
さて、やってきたが...

ここは、地球か?