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3/27 しばじゅん 大阪公演レポ パート1

2007年03月31日 15時12分13秒 | 柴田淳
※ネタばれあり…By 青い翼さん

柴田淳ツアー2007 ~しばじゅん、はじめました~
2007年3月27日(火)大阪厚生年金会館 芸術ホール


≪じゅんちゃんと私の物語  ~ 幸せなうた≫


その日は、雨でした。
強く降るでなく、といって、浅くもなく 。。
そぼ降る雨は、一日中、場面 々 の私を湿らせ、潤わせてくれました。
雨のにおいと、じゅんちゃんの曲のイメージ、なぜか重なり合って、胸せつなく出かけて行きました。


 じゅんちゃん 危機一髪! ~





・・・ いえ、私のことです。
仕事を調整し、何とかコンサートへ出かけられると思ってた前日、突発的な出来事が!


チケットとJRの切符、と岡山での宿泊券、露と消えるの覚悟しました。
何とか期待をつないだ当日の朝、恐るおそる確認したら、辛うじて ♪

雨もまたよし、此処は土佐。
私は春雨に濡れて、じゅんちゃんに会いに行く月様の気分になって、傘も忘れて車で駅へ。
その後、ほんとに濡れてしまうのでありした・苦!

地元JR駅のプラットホーム、
人の足が林立する中、一羽の鳩が、平気で床上の食べ物のかけらを探しながら、歩いてました。
色つやもよく、ふっくらとした羽を忍ばせて飄々と歩く姿、逞しくてユーモラスで、とても和みました。
何だか、じゅんちゃんを連想して、にっこりでした。

乗り込んだ、特急列車 南風12号 、快調に飛ばして、一路岡山へ。
四国山地を渓流沿いに横断し、瀬戸大橋を渡って、吉備路へ入ります。
瀬戸大橋は、上が道路で、下が線路の二重構造。
線路の部分は、それを支え囲む枠組みだけで、文字通り真下に瀬戸の海原が広がって観えます。
グランドキャニオンの透明回廊も真っ青です!
「地図に残る仕事」、是非、ご体験ください。


岡山駅の新幹線改札口では、かわさきさんが待っていてくれました。
昨年11月のギャンちゃん以来の再会。
いつも、優しい心遣いをしていただいて、とても有り難く、感謝しています。

新大阪駅から地下鉄 雨の御堂筋線♪で、本町駅へ。
いよいよ、大阪厚生年金会館です!
しっかり、Yahooで地図を焼いて来たけど、交差点で方角を90度間違えてしまって、どうも、違う ・・・。
雨に濡れながら佇む人になってても、仕方なし。
道行く方に尋ねたら、親切に教えてくださいました。
大阪の方も、優しいなぁ。

やはり、麗しの地へ行くには、狭き門をくぐらないと、辿り着けないようです・汗。。








 夢の厚生年金会館 ~

開場は18時、開演が19時から。
平日だから、来られる方に配慮して、遅めなんですね。
(でも、終演も遅くなるから、日帰りで遠くからの方は、泣く 々 席を立つことになりました。)

15時に着いたら、人は疎らですが、既にグッズ販売をしていました。
私も張り切って、

  会場販売限定ポスター (月夜の雨 歌詞集表紙バージョン ⇒ でっかくて♪)
  ツアー黒Tシャツ (胸に、黄色で冠とSJロゴ)
  携帯ストラップ (茶色 じゃなくて、カラシ色だそうです)
  プログラム・トートバック付 (じゅんちゃんと愛犬ビビアン&カズの写真集)
                   (トートバックは環境配慮素材、VIVIKAZU・イラストロゴ入りで)

よい子のための、しばじゅん学習帳もめくってみたけど、それ使ってる自分が想像できません・笑。
まっ  、いいかぁ。
開演前には、CD販売もされてて、直筆サイン入りポストカード がほしくて、シングル・花吹雪を手に入れました。
彼女のサイン、初めて観ました♪

会場近くの喫茶&軽食店で、腹ごしらえしてから、会館ロビーへ復帰です。
と、じゅんちゃんに渡すための色紙の寄せ書きを募ってるお二人がいました。
私たちも、青いサインペンで、参加させてもらいました。

  じゅんちゃんの唄は、心の奥まで届いてきます
  素直な気持ちで   青い翼 (高知より)



     
もう、観てもらえたかな!


 開 場 ~

席は、2階なのに E席!?で10番目。
2階席は傾斜が急で、ステージを直ぐそこに見下ろす感じです。
会場全体が、程よい近さに感じられました。

ステージは真ん中が白、左右が黒のツートーン。
楽器がセットされ、画面を客席に向けたモニターが6台。
画面にはテロップが流れてるのですが、さすがに読めません。
かわさきさんの双眼鏡をお借りして観たら、
ローマ字文が流れていきます

  dousiyo~!dousiyo~ !! doushimasyou~!!
    dekirukasira?
      machigaecyattara okorareru kashira?
  nani wo utaeba iinokashira?
    dareka utatte kurenaikana ・・・。
      hajimattara nigecyaou kana?!
  kashi machigaetara waratte!!
    onegai waratte!!
      onegai tasykete!!!
        watashi wo tasukete!!!!
          atai wo tasukete!!! 


・・・ って、最初の2行しか観なかったけど、トートバックに、そのまんま印されてました!
あぁ、じゅんちゃんだ!
小粋で、可愛い演出です。
既に、じゅんちゃんワールドは、始まっていたのでした!
しかも、ほんとに、そのとおりに成るのが、彼女でした ⇒ 苦 ・ 喜 ・ 涙 。。 



月と太陽でも、洋楽が必ず1曲流れますが、会場にも、女性ヴォーカルの曲が流れています。
デルタ・グッドレム
オーストラリアの方で、病を得てなお、輝きを増した歌い手です。
以前、窈ちゃんが載ってる雑誌をめくってて、彼女の言葉を紹介する記事にひかれました。
彼女の曲をじゅんちゃんが流す ・・・、何だか嬉し!

そして、汗ばんでくるほど熱くて。
座席の幅も狭く、みんな一緒に サウナ de コンサート の気分になりました。
1階の熱気が、そのまま2階のそれを加熱もしてるみたいです。


 開 演 ~

(ここからは、さらに前後過不足がいっぱいあります。ご容赦を!)

さぁ、19時をちょっとだけ過ぎました!
照明が落とされ、青いライトに映されて、バンドメンバーの登場です。
ついに、白薄く栄えるグレーのドレスに身を包んだじゅんちゃんが、ゆっくりとステージ中央に。
ドレスを着ると彼女は程よくふくよかなイメージになります。
静ず 々 と歩く雰囲気は、大人の女性。
マイクを持って、
演奏が流れ
そして、


 おかえりなさい ~

  あなたを待つこの部屋で
    私は今日も怯えている
      もう二度と会えなくなる
        そんな日が来ること

明るく、希望を感じさせる題名なのに、メロディーは切なくも悲痛!

  その優しいあなたが 冷たくなるその日まで
  そのドアを開け 帰ってきて

その声は、直ぐそばで唄ってくれてるように、はっきりと聴こえてきます。
マイクがなくても透きとおってくるような彼女の響き ・・・。
大きな仕草はしないけど、気持ちごと、体ごと、魂ごと、一気に音に溶けいって、
私を包んでくれます。


 夢 ~

  今はまだ思い出にはできない したくないの
  切なくなるのは 正直すぎるあなただから
  哀しくなるのは 本当に私をすきだから

やるせない詩をビートに乗せて、何か湧き上がる泉のような気持ちまで感じます。

  終わりから始めた恋

こんなフレーズ、どこから出てくるのでしょう。
ぎゅっと、心を掴んでくれます。
ほのかなビブラート、裏声と織りなす100%彼女の唄声が心地よくて。

バンドは、右からギター・ドラム・ベース・ピアノと、じゅんちゃんを半円形に囲んで
セッッティング。
楽器それぞれが、個性を発揮して音がはっきりしています。
特にドラムの音が、飛び出して響いてきます。
これだけ、聴こえてくると、声が埋もれてしまいそうなのですが、じゅんちゃんは
そうじゃない ・・・♪

音を後ろに置いてけぼりにしてしまうほど、素っと届いてきます。
テロップに、あんなこと書いてたのに、嬉しくその声に吹かれることができました。


気がつくと、ライトが明るく廻っています。
※ M C ~

  皆さんこんばんは、
  コンサートなのに、プレッシャー太りで ぷくぷくしてる♪ 柴田淳です。

って、いきなりじゅんちゃんの世界へ、連れてってくれました。
綺麗です!

客席から、綺麗だよ。

  えっ、何♪

って、身を乗り出して、聴き返すじゅんちゃん・笑。

  2階は、傾斜が急ですね。(>私は、ここですよぉ。)
  前の人の頭が邪魔にならないから、いいかな。
  1階は、とっても近くて、座ってる皆さんの顔が、審査員さんみたい。
  だけど、何かとっても唄いやすい。
  ここは、やっぱりいいなぁ~  って、初めてだったんだ、私。

と、気づくじゅんちゃん。

  今、2曲唄いましたが、言いたいことが沢山あってね。

  大阪のテレビが大好きなの。
  東京じゃ観れないから。
  番組とか、司会がいないのが凄ぉ~い。
  大阪のお笑いが、大好きなんです、私。
  こちらに来ると、テレビにかじりついてます。
  ・・・、何でテレビの話になるのか、分かんない。

って、私も分かんない♪

  昨日、大阪にやって来ました。
  大阪のたこ焼きが大好きなんです。
  たこ焼きが食べたくて 々 、スタッフの方と、一番近くて有名な?お店の話で盛り上がったんだけど、
  ありつけなくて。
  そしたら、今日の控え室に、そのお店のたこ焼きが、いっぱいあってね ・・・!

  食べました。  

幸せだったそうです。
バンドメンバーを振り返って、

  ここで、しゃべって良かったんですよねぇ。
  この間、エステに行ったんですよ。
  ・・・ etc
  
彼女のブログに載ってましたっけ!
そして、おもむろに


 紅蓮の月 ~

演奏が始まり、

  ちょっと、待って!

生まれて初めてのワイヤレスマイクに、ズズズィーーーン  て鳴かれて、

  dousiyou!

スタッフの方を向いたりしながら、手でマイクを 擦り 摺り 磨り 。
客席から、モニターから離れるといいよ  の声が。
ひょっと、離れるじゅんちゃん!

再び、紅蓮の月を 

  真実なんて いらないの
  生ぬるい夜の奥の方
  誰かがまた 嘘をつくから
  光が欠けてく 宵の月

しっとりと、暗く深い海から聴こえてくるような、じゅんちゃんの声。
折り重なるチョロの調べ、その重い低音が響いてきます。
一瞬にして、じゅんちゃんの 情の世界 へ。


 君が思えば 

  君が笑ってて くれないと
  僕は心配で動けないよ
  触れあえなくても 静かでも

  僕は君が想えばそこにいる ・・・

懐かしくも響いてくる、君と僕の物語
彼女の声が、広がって伸びていく、どこまでも、どこまでも。
赤いライトに照らされて。

バックのスリットには、青いライトの模様が浮かび上がっていきます。
黒で統一された空間に、照明の彩りが、彼女の曲の世界と織りあって、
一辺の情緒を醸し出してくれます。


 & 

さぁ、おおじさまメロディーですよぉ ~

  拝啓王子様  
     ~ いつか王子様も 
        ~ つまおうじ  

黄色のライトが、廻る 々 。
私のダーリン って、じゅんちゃん、ノってます。
いたずらな茶目っ気を髪になびかせて、軽くテンポを採りながら。

時々、かわさきさんが貸してくださる双眼鏡で覗くと、
音と空気はそのままに、レンズに映るじゅんちゃんの表情がはっきり観えて、妙な臨場感がありました。
遠く、別の世界から覗いてるような不思議な感じ。

ここで、じゅんちゃん、ステージから下がります。


※ 間 奏 ~ 宮川さんの電子タンバリン!?

もしかして、テルミンとかいうやつかなと思ったけど、別物のよう。
低い、深淵の縁を覗かすような響き、荘厳で重層的な響き、そして、轟音から高速タンバリンテクニックまで。
縦横無尽。
デジタル音と七色のライトが照明し合うひとときを、ユーモラスに締めくくりました。


じゅんちゃんからは、

  かっこいいおもちゃでした
  凄いでしょ
  どこで見つけたの?
  楽器屋さん?  て、当たり前か!

と、お褒めの言葉がありました♪

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