きょうの お庭はね

庭にいると おしゃべりできるかな?

こころ ひかれる詩 

2019-09-23 14:46:32 | 日記
   


           もっと ふまれても ぬかれても
              力づよい緑の草を庭で
                 さがしてみたんだけど

             うちの庭の草は
                 たおやかで
             それでも つよそうだったから
                     いいことにしたの



         高見順という詩人の書いた
               
           「われは草なり」


           われは草なり 伸びんとす
           伸びられるとき 伸びんとす
           伸びられぬ日は 伸びぬなり
           伸びられる日は 伸びるなり

           われは草なり 緑なり
           全身すべて 緑なり
           毎年かはらず 緑なり
           緑のおのれに あきぬなり

           わらは草なり 緑なり
           緑の深きを 願ふなり

           ああ生きる日の 美しき
           ああ生きる日の楽しさよ
           わらは草なり 生きんとす
           草のいのちを 生きんとす


            
             
                 詩人は わたしは 草だと
                      うたっている

               草として かっこつけず
                伸びられない日は 伸びず

                   そうよね
                 むりな日も 自分を認める

               伸びれるときは う~~~って
                       伸びる

                  全身すべて緑なり
                   毎年かはらず 緑なり

                         ここも すき

               変わらず緑なじぶんのことを
                  あきることなく
                      すきでいる

              そして あたえていただいた
                生きてる時間を
                       いとおしむ



                      なんか いいな