2011年8月11日(木)15:28
日本でも大ヒット中の米映画「ハリー・ポッター」シリーズの最終作「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」。主人公ハリーを演じたダニエル・ラドクリフ(22)は、シリーズが終わっても、自分とハーマイオニー役のエマ・ワトソン(21)、ロン役のルパート・グリント(22)の3人は、「固い友情で結ばれ、こんな経験を理解し合える仲間はほかにいない」と語った。
シリーズ1作目「ハリー・ポッターと賢者の石」の公開は10年前。まだ子供だった3人は、その後、自身の成長とともに世界的な人気と富を得た。
ロイター通信によると、ラドクリフら3人は先ごろ、英ロンドンで行われた新作のワールドプレミアの前日、胸中を明かした。シリーズ終了についてグリントは「ハリポタは自分の人生において確固たる地位を占めていたが、最後の1本になってとても悲しい」とつぶやいた。ワトソンも、ハーマイオニー役を通じて実生活でも成長できたと語り、「魔法の世界で冒険するハーマイオニーを演じられないのは本当に寂しい」と悲しんだ。
米ブロードウェーで舞台に出演中のラドクリフは、事前撮影したビデオを通じ「3人を結ぶきずなは全く壊れることはないと確信している。こんなすごい経験を理解し合える仲間は他にいない。2人との仕事が終わって本当に寂しいけど、また別のプロジェクトで一緒に仕事ができることを望んでいる」と明るく話した。(岡田敏一)
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