格納容器内には燃料デブリといわれる溶け落ちた廃燃料が残っています。
平成32年に開始される予定デブリ取り出しに向けて、ロボット技術を使った格納容器内の状況調査・情報収集作業が開始しました。
しかし、開始早々、進入したロボットがケーブルに絡まり、停まってしまうというトラブルに直面しました。
わずかですが遠隔操作を使ってのデータ確保に成功し、格納容器内の状況が垣間見えました。しかしデブリの残留ポイントまでは掴めていない状況です。
最新技術を投入しているとはいえ、全てにおいて前例のない作業なので、今後も試行錯誤は続きそうです。