常磐線 高崎線

上野駅は地平ホーム・高架ホーム・地下ホームからに構成されています。

高架ホーム1～12番線は山手線・京浜東北線・宇都宮線・高崎線・常磐線のホームとして使用されています。
到着の際、「高いホーム」「高架ホーム」と放送されます。
嘗てはここから、とき・あさま・ひたち等が発着していました。
この常磐線車両は成田線を経て成田に向かう電車です。

13～17番線（宇都宮線・高崎線・常磐線）は地平にある3面5線の櫛形ホームで、ヨーロッパのターミナル駅の風情を漂わせています。
到着の際は「低いホーム」「地平ホーム」などと放送されています。
地平ホームには嘗て18～20番線が存在し、東北・上越新幹線開業までは当駅を始発終着とする、はくつる・みちのく・つばさ・ひばり・やまばと・やまびこ等の優等列車が多数発着していました。その後、新幹線の開業に伴い並行在来線の優等列車は削減、廃止されていき、東北・上越新幹線の上野延伸に伴い、まず20番線（1980年5月31日廃止）が、続いて19番線（1983年7月1日廃止）が廃止となり、東北・秋田・山形・上越・長野の全新幹線が開業（1997年）した2年後には18番線（1999年9月11日廃止）も廃止されました。
現在では、旧18番線の日暮里寄りにはわずかながら線路跡が残るのみです。
その2層式になっているところを撮影してみました。