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特急あさぎり8号

2012年09月24日 08時25分07秒 | 特急
小田急20000形電車は、1991年から2012年まで小田急電鉄が運用していた特急ロマンスカーの車両です。

小田急線とJR東海御殿場線との相互直通運転に使用される車両として1991年に登場した際、JR東海との協定により、371系電車と基本仕様を統一しました。

2階建て車両(ダブルデッカー)や特別席(スーパーシート・グリーン席)が設置されました。
"Resort Super Express" (略して「RSE」)という愛称が設定され、1992年には鉄道友の会よりブルーリボン賞を受賞しました。

2012年2月1日から3月16日の運用最終日まで車体に「『ラストラン』ステッカー」が掲出されていました。

国鉄分割民営化後、1989年に御殿場線の利用者が増加したことに対応して富士岡と岩波に列車交換設備が新設され、これより前の1988年7月に、車齢30年を超えたSE車の更新について小田急からJRに対して申し入れがあったこともきっかけとなり、小田急とJRの間で相互直通運転に関する協議が進められました。この協議の中で、特急に格上げした上で運行区間も新宿⇔沼津間に延長し、あわせて2社がそれぞれ新形車両を導入した上で相互直通運転に変更することとなり、登場したのがこのRSE車です。

2社の協議によって「相互直通運転車両の規格仕様に関する協定書」に基づいた設計となり、編成の内容や定員・性能・保安機器などは極力合わせ、それ以外の部分については各社ごとの特色を活かす方針となりました。このため、特急ロマンスカーとしては2300形以来の通常のボギー車となったほか、前面展望席も設置されないことになりました。
また、「あさぎり」だけではなく箱根特急にも使用することから、編成長は全長140m程度の7両固定編成とすることになりました。

当日は20002形としてのあさぎり号のラストラン乗車になったので、グリーン車を利用しました。
意外と乗車している人は少なかったのですが・・・。

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