2021年12月11日のブログ記事一覧-mission

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キラキラした思い出

2006-11-13 02:31:59 / Weblog

高校生時に熱中していたことの一つに、自転車があります。
始まりは、自転車好きの友達からの誘いでした。
初めは近場で、回数を重ねるにつれて遠くまで行くようになりました。
日帰りでは、中津渓谷、高尾山、江ノ島、長者ヶ崎、真鶴、湘南ひらつか七夕まつり、大山など、３人仲良しでよく出かけました。
泊まりがけの最初は、一年生時に夏休みを利用して行きました、富士山と伊豆大瀬崎（おせざき）への４泊５日です。
自転車というのは、下り坂はスィーっと降りるだけですので楽ちんですが、上り坂は重い荷物を載せていることもあり、傾斜がキツかったり距離が長いとそれはもう持久力、精神力と、とにかく上らなければ進みませんので、あらん限りの体力、気力を振り絞ります。
登り切ったあとは、自分の力で登りきった満足感と達成感で満たされます。

乗り越えることは、その目標、目的が高いほど、ドエラクキツイです。
ですが、乗り越えた後の達成感、満足感はその耐えてきたつらさに勝ります。

坂道は傾斜は緩いのだけれどいつまでも長く続いたり、短くてもとても傾斜がキツかったりと、様々です。

上って行くには、自分の力にしか頼れませんので、常に己とのたたかいです。
たたかいを放棄してしまったら、それ以上は上れませんし、目的に到達することもできません。
上る途中で声援を送られて、それにより元気が湧いて力が出ることがありますが、結局は、自分の力で上ります。

そんなことをウームと考えながら（ナイナイ）、２４６号線の緩い上り坂を御殿場までこいでいき、御殿場のキャンプ場ではテントを張りました。
翌日は富士山五合目まで三つ星チームは目差しますが、途中で体力の限界を感じて御殿場へ戻りました。
富士山スカイラインの御殿場ルート入り口付近では、車で来た高校の先生とバッタリ出会い、餞別を頂きました。
この年は五合目は断念しましたが、翌年とさらに次の年は富士宮口五合目に着いて、そこから剣ヶ峰まで自転車を担いで上ることに成功しました。
過去の失敗を振り返り、反省をして対応策をとった結果です。
翌年は山頂の浅間大社奥宮の前で自転車をおろしてやれやれと一休みし、噴火口の方に行きますと、さらに上があり、変わった形の建物が見えます。
「あれが・・・、富士山測候所」
次の年は、測候所までフゥーフゥー言いながらも３７７６ｍまでたどりつきました。
ここからの眺めの感動は言葉で言い表すのが難しいほどで、ともかくこの感動を味わいたくて、その後は何度もご来光を拝みにいきました。（新五合目までは、車かバイクです）
しかし、再度の人生での試練が訪れてから今までは、行きたくても行くことができなくなっています。

当時は登山者の皆様にはご迷惑をおかけしたり、暖かい励ましの声をかけていただいたり、この時のことだけでも思い出深いです。

戻った御殿場では、日帰り用の御殿場温泉に入ったところまでは良かったのですが、カレー用に飯ごうで炊く水の量が少なくて、パサパサ歯ごたえありすぎのご飯！　スペシャルディナーを「うんまいよ～母ちゃん」と、できあがりのスンバラシさに感動しつつ？３人半ベソかきながら美味しく召し上がりました。　要はうまくなかったとです。
夜から明け方には、さらに素晴らしく、土砂降りながらもテントを張ってあるからバッチリと安眠できるかと思いきや、地面からの水が寝ている下まで入り込んでビショビショになり、夏なのに寒さでプルプル震えて朝まで過ごしました。
これは僕だけで、キャンプ経験豊富な２人の友人は、チャッカリ専用シートを敷いてスヤスヤ安眠しておりました。

背中と足がビショビショで夜を明かして、寝不足で元気満タンハツラツになった僕は、顔面が青くフラフラなりながらも３人で大瀬崎に向かいました。

大瀬崎に無事到着し、その日のうちに大瀬崎を一人で散策しました。
大瀬崎から眺める駿河湾は夕日に照らされて波間がキラキラ輝いて、遠くを眺めているうちに、気分がおだやかになってきました。
気に入った風景を、一眼でパチリと何枚かシャッターを切りました。
撮った写真は、写真部だったこともあり、四つ切りに引き延ばして秋の文化祭に展示しました。

夜はまたしもスコールのような雨の歓迎があり、私はひとり、近くのバンガローに退散しました。

次の日は大瀬崎の内海で存分に海水浴をして、そこでもう一泊した後、一気に自宅へと向かい、その日のうちに自宅へ無事に戻りました。

夏休みのたった数日のツーリングでしたが、この数日間の楽しかった思い出は一生忘れないことでしょう。

キラキラした青春の思い出です。

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※写真は高３時のものです　　　[ UP控える場合有 ] 101020

顔が白ヌケしている写真は、自分でいうのもなんですけど、う～ん異様です。
プライバシーを侵害されないようにマスキング致しました。
もっとも、このブログはどなたが見られるのも自由です。
見てはコマルとか、見られてはコマルということはありません。

子供のころから夏休みは毎年楽しみにしていました。
大人になってからも同じです。
しかし、今年の夏も富士山には行きたくても行けそうにありません。
他の場所へ行くことがあったとしても制限されてしまうことでしよう。

ご覧の方々へ、夏をエンジョイしてくださいね！

０７．７追記

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090510　P.S.
フと思い出しましたので。
高２、高３時、富士山に向かう前日の宿泊場所（と云っても野宿です）は、御殿駅にほど近い浅間神社でした。　　※高２、高３共、予め計画していた訳ではありません。

生まれて初めて山頂（剣ケ峯）でのご来光。　そのご来光に向かい、祝詞を奏上している人がいました。　　一般の人が奏上しているのを生まれて初めて聞く。　　　この時、仏教に関心（救いを求め）はあっても祝詞への関心はありませんでした。　　後に、ご来光を見ようと何度もここ（剣ケ峯）へと足を運びますが、この日以来、祝詞を奏上する人とは出会わず。
※祝詞への関心はありませんでした．．．
縁があった仏教の集まりから、神道で云うところの神は、仏教での如来、菩薩より境界は低い（要は救済力低）のだと教えられていましたので。　　これは、その仏教の集まり（更に言えば範囲）での価値観になるのでしょうか。
根拠は伝承（創ハにんげん？）を出して普遍としていました。
－あるところの一柱の神が菩薩になりたいと望んでいる云々、のくだり。
済みません、仏教の教えを最高とされているところではつごうがよくなったりは、するのでしょうか。
其処での価値観、大分後になって氷解。　
一度入ると、其れを解くのに時間が掛かりました。
注：だからと云って日本の神、神道の神がすべて最高最上級などという考えはありません。　　広まっている神道でのおしえも同じです。

あれから年月が経ち、今更になって、　　あれは、　つながっていた？

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