大人が 「分かって当然」 と思っていることも、子供にとっては違います。
この子は何が分からないのか、ということを見極めることが重要です。
大人が思いもよらないような意外な所で躓いているケースも少なくないような気がします。
以下は掲示板からの拾いものです。
「 『それ』 は何をさすか答えなさい」 という問題の意味が、小学校2年生の僕にはわかりませんでした。
ナイフで 「刺す」 とか、指で 「指す」 ならわかるんだけど。
『それ』 は何をさすか? なんだそりゃ?っていう感じでした。
「お前はこんなのもできないのか!」 って、母親にものすごく怒られました。
でも、問題の意味が分からないんだから、問題なんかできるわけないですよね。
その時の 「それ」 の答えは 「赤おに」 でした。
どんな問題かは覚えてないけど、
「赤おにに決まってるでしょ!」 と怒っていた母親の顔が 「赤おに」 みたいだったから、
答えだけは覚えています。

