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異文化異聞記

異文化に絡んだつれづれをつづる記録。

Abdel Kader

2013-02-12 00:38:44 | Weblog
昔、アメリカでドイツにピアノ留学を控えた男の子がインテルメッツオをそれは素晴らしく演奏したことがあって、友人のスペイン語の先生にその話をしたら、「作曲家の名前が分からなかったら探し当てるのは無理だよ。」ってあっさり言われた。実際、もう一度聞けば同じかどうかはわかると思われるけど、何千、何百百とあるインテルメッツオをしらみつぶしに聞いていって、その曲にあたるという手法は自分の性格上ありえない。

外国の音楽で一度だけ耳にした曲を、探し当てるのはほぼ不可能といってもいいと思う。英語やスペイン語のポピュラー曲ならWEBで検索をかければ、まぐれ当たりするかもだけど、ことアラビア語となると無理。だってちゃんと入力できないもんね。

震災のあと、空港をチュニ君と見にいくはめになったのも既に1年8か月前。
たまたま、FBで鉢合わせしリアルタイムの会話をした。むこうも陽の落ちた電気のない道を10km以上歩いたのは記憶に鮮明に残っているようだ。
「ほらアルジェリアのスーフィズムの歌をハミングしていたでしょ。」
「曲は知っているけど、ハミングしたかは覚えていないです。」

で、貼られたURLがhttps://www.youtube.com/watch?v=vCpEzRTHpBY

一旦URLで情報が取れればあとはもうググるだけ。
チュニ君がハミングしていた音調はよりこちらに近い。効果音を抜いてもリズムの独特さが耳にのこる。くるくる旋回して上に登っていくような感じ。シンコペーションというか、日本人にはかなり歌いにくいリズムで、よく自然にハミング出来ると感心したものだ。
http://www.youtube.com/watch?v=5MasVh9Wydk

で、あっさり歌詞の意味もゲット。英訳は完全じゃないけど、意味をとるには十分なのである。人は無意識にシチュエーションにぴったりな歌を選ぶ習性があるのかも。

Abdel Kader, my master, my guide
Ease my pain, make me strong
Help me through the dark night of my soul
O sweet girl of my homeland
Why is my heart so troubled
While yours is at peace?
In spite of love's many pleasures
She's turned away and left me
After a night of bliss
Abdel Kader, keeper of the keys
Keeper of my soul
I have left heaven and come back to earth
Away from her arms
I pray life is long enough to let me start over
Heal me and turn me away from my pain

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