柿は前回持っていったのが好評だったので、今日もいくつか持っていったのだが、蜜柑の方は、たくさん採れたものの、どうせ食べきれないので、始末に困って持っていったのだった。
その蜜柑、実は、放ったらかしにしておいた蜜柑の木に思いの外たくさんの実がついて、細い枝があちこちで重なっている状態だったので、それを何本か伐って、日当たりをよくしたのだが、その伐った枝にけっこうな量の、まだ熟し切らない実がついていた、その実。

大きいのでも直径6㎝くらいの小粒。味は、酸っぱいけれどほんのり甘みがあって、えぐみのなくなっているのもあるので、けっこう食べられる。
小さいころ、運動会に母親が持ってきてくれた蜜柑の味。
職場では、予想外に評判がよくて、「また持ってきてほしい」という人があったほど。
ばあさんは酸っぱい蜜柑が苦手らしく、「全部持っていってくれてええよ」と言ってた(笑)。
私も妻も、美味しいと思うのだが、同じ田舎者でもばあさんと私たちとでは嗜好が違うねんなぁ。
我が家の蜜柑はまだまだたくさん木に生っているので、この籠の分は明日職場に全部持っていくことにした。
午後から降り続いた雨は明日も続きそうで気は滅入りそうだし、仕事に追われて何となくいらついた感じの職場なんだけど、この蜜柑で少しは一息つけるといいなぁ。