朝のうちはよく晴れて、風もほとんどなく、寒さの緩んだ今日の奈良です。お昼ごろから少し曇っていますが、お正月明けまでは雨の心配はなさそうです。
朝は田んぼで冬の田起こしができなかった場所を鍬で土起こししてきました。土の水が抜けなくて重い場所なんですが、何とか1時間余りで済ませることができました。腕は痛いが、腰は大丈夫。よしよし。
まだ葉が落ちていない蝋梅ですが、つぼみがたくさんついていました。我が家の蝋梅は花が遅いんですが、この冬は早めに咲くのかな?
買いたいものがあったので、お昼前に駅前に出て、まずはお昼を食べてきました。
「namaiki-noodles」の鶏塩白湯ラーメンです。今年もよく食べたな~♪ 今日が今年の食べ納めになりました。っていっても、来月にはまた食べに行くんだけどね。(^▽^;) 「今年も美味しく食べさせてもらってありがとう。良いお年を」と挨拶してきました。
買い物は、すぐそばの西友へ。母の厚手の靴下や、こまごまとした日用品を買いました。ついでに、同じビルにある喫茶「米寿」で正月用のコーヒー豆を買いました。そして「良いお年を」のご挨拶。
いったん家に戻って、母のリモート面会に行く準備をしているところに来客がありました。我が家の畑の近くに畑を借りていらっしゃる方でした。この畑は、我が家の近くの家の持ち物で、数軒の方に貸し出していらっしゃるんですが、近くのよしみで毎年我が家の藁とすりぬか(もみ殻)とをその方々に差し上げているのです。その方とは挨拶する程度で、ちゃんと会って話したことは数少ないので、顔をよく覚えていなかったんですが、老夫婦ともに病気で体調を崩し、ご主人はもう回復が見込めないそうで、畑をお返しになったそうです。そして今日、奥様が「これまでのお礼に」とお菓子を持ってきてくださったのでした。田んぼで出た藁などが無駄にならないようにと差し上げているだけなので、お気遣いいただくのも申し訳ないと言ったんですが、どうしてもとおっしゃるし、ありがたくいただきました。さすがに「良いお年を」とは言えないので、「お大事になさってください」と言いましたが、つらいものがありました。
施設へ行くと、母は元気そうでした。わりとよく話もできて、得意の変顔を見せてくれましたが、「入れ歯がないんやけど、落ちてなかったか?」と何度も訊いたり、唐突に「天皇陛下の宮殿に行くので、迎えに来てくれよ」と言ったり、まだ入所前に認知症の症状が急に進んだときのようすになっていました。「入れ歯は探しておく」「迎えは、ええ服こうてくるさかいに(いい服を買ってくるので)よう寝て待っといて」と言うと、安心した顔を見せていました。
また、やっぱり私の名前はなかなか出てこない様子でした。妻と姉夫婦のそれぞれの名前はすぐに口にするのに、私のことは「自分の弟だ」と言ったり(弟=叔父は5年以上前に亡くなっていますが、母はよく気にかけていましたし、私と同じ坊主頭だったので混同したんでしょう)、何かと混乱した状態だったようです。
また、所の方が「小さなことなんですが、隣の方のお菓子に手を伸ばしていらっしゃったことがありました」とおっしゃってたので、何か自分の頭に浮かんだことを、周囲を見て修正するということができない状態になっているのかな、と思いました。
でも、興奮したりすることは全くないので、うまく話を合わせているだけで、心配な状態にはならないようでした。
ここでは、年末年始のことをよくお願いして、「良いお年を」とご挨拶してきました。
年末の挨拶も、いろんな思いになりますね。
昨日、宝くじ売り場でもらってきた宝くじカレンダーです。長年ロトや宝くじを買っていますが、これをもらったのは初めてです。もう3年ほど同じ売り場で買っていて、売り子のお姉さんたちとは顔なじみになっているし、毎週欠かさず買いに行ってたのでくれたのかな?
12月に入ると、JA、接骨院、銀行、保険会社などから毎年カレンダーをもらう上に、去年から金運のカレンダーも買っているので、カレンダーがたまってくると「年末だな」と感じます。
ああ、もう4時になるなぁ。もう一つだけ作業して、今日は終わりにしよう。