ただ、この訃報を聞いて、一緒に練習していた同僚のことを思った。きっと驚き、最善を尽くして助けようとしたと思うが、亡くなってしまった今、「どうして自分が助けることができなかったのか」と自分を責める人がきっとたくさんいるだろう。亡くなった本人は、不調を訴えながらも、それでもがんばろうとしただろうし、周囲の選手たちは、気遣いながら本人を見守っていただろうと思う。倒れた松田選手に、周囲のみんなはなんとか助けようとしたに違いない。つまり、悪い人は誰もいないのだ。もちろん振り返れば「ああすればよかった」と思うことはあるだろうけれど、亡くなった今、このされた選手たちは必要以上に自分を責めているのではないかと心配する。
本人にはもちろん後悔があるだろう。悔しさがあるだろう。そして残された人たちの心も後悔が渦巻いているだろう。
でも、事実は変えられない。そして、誰も決して悪くない。事実を受け止めて、松田選手の志をしっかりと受け継いでほしいと思う。
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