週に一度の母とのリモート面会に行ってきました。いつものように姉夫婦も来てくれました。
はじめは私たち夫婦と話すんですが、すぐに姉に交替してほしがります。
落ち着いて会話できていましたが、入所前と同じように、思い込み(妄想)の話をしていました。ただ、自宅にいるときは、そういう時によく不穏な状態になったのですが、施設ではそれはないようです。
妄想の中身は、自分が結婚式を挙げることになっている、近所の人(もう亡くなっている同年代の男性)が来る(言い寄られている、という苦笑いのトーンで)など。そういうときは「こちらでちゃんとやっておくから、心配せんでええよ」と言うと、笑顔になってその話題をやめます。
また、今日は実家のことも話していました。母の実家は、家を継いでいた叔父(母の弟)夫婦も亡くなり、いとこ(母の姪)夫婦が家を建て替えて、苗字は変わっています。ただ旧姓も一緒に門に掲げる形で家を継いでくれています。母は数年前に亡くなっている自分の弟(母も葬式に出ていました)がまだ生きていると思っているようで、私のことをその弟と間違えることもあります(坊主頭が似ています(笑))。
実はこういう話には、母の心の底の思いがあるようなのです。具体的には書けませんが、恋心を満たせなかった欠乏感や誰かに求められたいという渇望がいくらか屈折した形であって、認知症になってからそういう思いが出て、症状が進むほどにそれが増えているように思います。また、4人きょうだい(母には姉が2人と弟が1人)の中で弟のことをずっと心配してきましたので、親の言うことをあまり聞かなかった私よりも叔父(弟)のことがよく浮かぶのだと思います。
ただこれが不穏な状態になると、子どもの頃や若いころに気に入らなかった人を腐したり、気がかりな人に不幸が起こると騒いだりすることになります。今のところ、そういう話は出ていないようですが、夜中に寝ずに歌を歌ったりするハイな状態になっているようなので、次の段階でそうなるのではないかと心配なところです。施設の人には伝えてあるし、心配していても仕方がないんですが。
面会そのものは終始穏やかな雰囲気で終わりました。最後には私と母とで変顔の作りっこしたりして笑って終わりました(あきれたように笑っている顔です)。
家に戻ってからは、2時間ほど畑作業、そのあと自主夜間中学に行ってきました。これまでと同じ日常を頑張っていきましょう!
晩ご飯は、火曜日のカレー。シーフードカレーです。いつもはヤオヒコの安いシーフード(冷凍品)を使っているんですが、今夜のシーフードは生協の品。小さな貝柱が入っていて、エビが大きく、イカも貝柱も甘くて、美味しかったです♪
サイドは、白菜とミズナとリンゴのサラダ。自家製の柚子ポン酢をかけました。今年の柚子ポン酢は、いつも以上に出来が良く、とっても美味しくいただきました!
明日も、やるべき畑仕事を一つ一つやっていきます。o(^-^)o