【第114報】東北地方太平洋沖地震

◎【第114報】東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響について（26日8時00分現在）

原子力安全・保安院から、3月11日14時46分頃に発生した東北地方太平洋沖地震による原子力施設への影響についてお知らせします。

前回からの主な変更点は以下のとおり。

１．原子力発電所関係
○福島第一原子力発電所
・外部電源増強工事に伴い、１号機の原子炉格納容器への窒素封入を一時停止（4月25日14:10から19:10）
・外部電源増強工事（１，２号機と５，６号機間の電源連系）を実施（4月25日14:44から17:38）
・４号機の使用済燃料プールについて、コンクリートポンプ車（62m級）が淡水約210tを放水開始（4月25日18:15から4月26日0:26）
・５号機の原子炉建屋山側、旧事務本館前坂道法面および体育館付近の約3,800m2の範囲に、地面の放射性物質の飛散を防ぐ飛散防止剤を試験的に散布（4月25日10:30から12:30）
・リモートコントロール重機によるがれきの撤去（コンテナ４個分）を実施（4月25日9:00から16:00）

３．原子力安全・保安院等の対応
【4月25日】
原子力安全・保安院は、東京電力株式会社に対し、原子炉等規制法第６７条第１項及び電気事業法第１０６条第３項の規定に基づき、福島第一原子力発電所の事故に関する事故記録等について報告を指示。

　
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